新型コロナの影響は大きく私たちに社会的な転換をもたらしました。
経済的打撃、国の在り方などの影響だけでなく生活に密接な働き方、家庭環境、学習環境といったところにまで大きく影響を及ぼしました。ただ、コロナがもたらしたのは混乱だけでなく大きな革新をもたらしたことも事実です。
アフターコロナの京都のまちは今後どんな風に変わっていくのでしょうか。
地方都市・観光都市としての京都の今後を龍谷大学政策学部教授 阿部大輔氏・株式会社マガザン代表取締役 岩崎達也氏・株式会社kumagusuku代表取締役 矢津 吉隆に研究者、経営者、アーティストの目線でお話しいただきます。
【登壇者】
阿部 大輔 /Daisuke Abe
龍谷大学政策学部教授
1975年ホノルル生まれ。早稲田大学理工学部土木工学科卒業、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程修了、同博士課程修了。2003~2006年カタルーニャ工科大学バルセロナ建築高等研究院(ETSAB)博士課程に留学(この間、スペイン政府給費奨学生)。博士論文提出資格(DEA)取得。博士(工学)。専攻は都市計画・都市デザイン。政策研究大学院大学研究助手、東京大学都市持続再生研究センター特任助教を経て現職。
単著に『バルセロナ旧市街地の再生戦略』(学芸出版社、2009年)
、共編著に『地域空間の包容力と社会的持続性』(日本経済評論社、2013年)、
『持続可能な都市再生のかたち』(日本評論社、2014年)など。
岩崎 達也 /Tatsuya Iwasaki
株式会社マガザン代表取締役・プロジェクトエディター
1985年生、兵庫県三木市出身、山田錦農家の長男。京都市在住。京都大学サービスMBA講師。京都精華大学非常勤講師。上京しリクルートコミュニケーションズ、楽天を経て2014年京都へ移住し、ロフトワーク京都に勤務。いずれも新規事業開発ディレクターとして従事。2016年、泊まれる雑誌マガザンキョウトをクラウドファンディングを活用し起業、編集長と町内会長を務める。雑誌の特集のようにシーズン毎に空間で様々な企画を展開。京都起業家大賞優秀賞等を受賞。
100を超える様々なプロジェクトの受け皿として、2017年株式会社マガザン(旧社名EDIIT株式会社)を創業。
矢津 吉隆 Yoshitaka/Yadu
美術家、kumagusuku代表、株式会社kumagusuku代表取締役
1980年大阪生まれ。京都市立芸術大学美術科彫刻専攻卒業。京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)非常勤講師、ウルトラファクトリープロジェクトアーティスト。京都を拠点に美術家として活動。また、作家活動と並行して宿泊型アートスペースkumagusukuのプロジェクトを開始し、瀬戸内国際芸術祭2013醤の郷+坂手港プロジェクトに参加。
主な展覧会に「青森EARTH 2016 根と路」青森県立美術館(2016)、個展「umbra」Takuro Someya Contemporary Art (2011)など。2013年、AIRプログラムでフランスのブザンソンに2ヶ月間滞在。アーティストのアトリエから出る廃材を流通させるプロジェクト「副産物産店」やアート思考を学ぶ私塾「アート×ワーク塾」、古民家をスタジオとして改修して貸し出す「BASEMENT KYOTO」など活動は多岐にわたる。
■ kumagusuku website : http://kumagusuku.info/
【開催日】
2020年 11月 30日 (月)
【スケジュール】
20:00 挨拶
20:05 トークイベント開始
20:45 Q & A
21:00 終了
【オンライン開催】
店舗ではご覧いただけません。オンライン配信のみ。
【定員数】
70名
【オンラインチケット】
・一般 書籍(送料込み)+イベント参加 ¥3,000 20名
・一般 イベント参加 ¥500 50名
※書籍はイベント終了後に配送いたします。