2020年12月5日(土)

「猫と魚と移民たち――『私とあなたのあいだ』(明石書店)&『フィッシュ・アンド・チップスの歴史』(創元社)刊行記念トークイベント」

【ジュンク堂書店 難波店】
開催日時:2020年12月05日(土) 15:00~17:00

作家の木村友祐さんと交わした往復書簡『私とあなたのあいだ』を11月に刊行し、この国で生きることの意味を問い直した温又柔さんと、訳書『フィッシュ・アンド・チップスの歴史』を9月に刊行し、イギリスの「国民食」から移民・階級社会を読み解いた栢木清吾さんの対談が決定いたしました。常に「中心」から少し離れた地点から発信を続けるお二人が、この社会でいま問われていることを語りつくします。

温又柔(おん・ゆうじゅう)
1980年、台湾・台北市生まれ。小説家。著者に『私とあなたのあいだ』(共著、明石書店)、『真ん中の子どもたち』(集英社)、『台湾生まれ 日本語育ち』(白水社)、『空港時光』(河出書房新社)、『「国語」から旅立って』(新曜社)、『魯肉飯のさえずり』(中央公論新社)など。2016年『台湾生まれ 日本語育ち』で第64回日本エッセイストクラブ賞受賞。2017年『真ん中の子どもたち』で第157回芥川賞候補。

栢木清吾(かやのき・せいご)
1979年大阪府生まれ。翻訳者、研究者。神戸大学大学院総合人間科学研究科博士後期課程修了。現在、同大学国際文化学研究推進センター研究員。専門分野は、近現代イギリス史、「人種」と移民をめぐる社会的・文化的問題。著書に『ふれる社会学』(共著、北樹出版)など。翻訳書に、『フィッシュ・アンド・チップスの歴史』(創元社)、ニケシュ・シュクラ編『よい移民』(創元社)、アーロン・S・モーア『「大東亜」を建設する』(共訳、人文書院)など。
※お客様へのお願い:ご来場の際は、マスク着用をお願い申し上げます。また、会場に、消毒用アルコール、手袋等を設置いたしますので、是非ご利用下さいませ。

■会場… 3階カウンター前特設会場。入場料無料(定員20名)
■受付… 3階カウンター 電話予約可(ジュンク堂書店 難波店 TEL 06-4396-4771)

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