2020年11月25日(水)

岩下紘己 × 上田要「つなげ!自立と介助と地域」 『ひらけ!モトム』(出版舎ジグ)刊行記念

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※本イベントは配信のみでご参加いただけるイベントです。詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
 
1947年広島・江田島生まれの上田要さんは世田谷区では2番目の、24時間訪問介助を利用して地域で生活する、重度身体障害者。
障害者福祉の制度がほとんど何もない時代に生まれ、大規模収容施設(コロニー)を経験した後、いくつかの転機をきっかけに世田谷に移住されました。
 
施設で出会った小林さんの遺言「おまえのおかげで青春を味わえたよ」を胸に、「障害者」と「地域」の問題を、演劇や八百屋、バス改善運動など、さまざまな活動を通じて、まさに等身大の視点で問い直してきました。
 
2016年、当時大学2年生だった岩下紘己さんは、映画「さようならCP」の上映会で上田さんと出会いました。
「僕の介助をやってみないか」という上田さんの誘いから、週に一度の泊まり介助者として、上田さんの身の回りを助ける「アルバイト」をして、大学生の数年間を過ごしました。
介助の夜ごと、耳傾け降り積もった上田さんの「語り」を、「生活史」としてあらためて聞き取り、大学卒業論文にまとめました(そして無事卒業。現在大学院生)。
その卒論を軸に再編集し出版したのが、『ひらけ!モトム』です。
 
出版を記念して、この個別・具体的・ワン&オンリーの上田さんの歩みを、上田さんの仲間たちをオンライン・ゲストスピーカーとしてお迎えし、現在、立命館大学大学院生の著者・岩下さんのオンライン進行で、さらに深く、語り合い、共有します!
 
長年の介助スタッフが振り返る1980~90年代の世田谷区の障害者の暮らし、出会いと別れ、上田さんとその仲間たちの目指した「自立」と「地域」、新世代の世田谷の障害者自立生活のいま、などなど。
世田谷区に住んでいる人も、そうでない人も、「障害」と向き合う人も、そうでない人も、これからの生活と地域を考えるすべての人へ。
ぜひ。
 
たぶん、他所では聴けない話です。
 
【出演者プロフィール】
岩下紘己(いわした・ひろき)
1996年東京生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。
大学在籍中、NPO法人HANDS世田谷派遣の上田要さん専属介助者として週に1回の泊まり介助を担当。
現在、立命館大学大学院人間科学研究科博士前期課程在籍。
 
上田要(うえだ・もとむ)
1948年広島県佐伯郡能美町(現・江田島市)生まれ。
重度脳性麻痺者(50歳頃から頸椎分離による両手と腰から下の感覚が麻痺したことによるかいた膀胱ろう設置)。
1978年に両親と上京、世田谷で暮らし始めるが、障害者運動と出会い、世田谷ボランティア連絡協議会や黒テントの演劇上演活動に参加。
介助を入れた自立生活を実現を目指しつつ、フリースぺース活動や八百屋、車椅子のバス乗車拒否闘争など展開。
2017年、世田谷区で2番目の24時間介助保障を獲得。
 
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【配信での参加につきまして】
・配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします。
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【書籍付き配信での参加につきまして】
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・イベントによって商品の発送が開催後になることもございますので、ご注意ください。
 
【キャンセルにつきまして】
・ご購入直後にイベント配信用のURLが送信される都合上、お客様都合によるキャンセルは承っておりません。何卒ご了承ください。
 
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時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ オンライン配信イベント
▼入場料
■配信参加:1500円
■書籍つき配信参加:1500円+『ひらけ!モトム』1400円
■障害者割引:500円
■学生・院生割引:1000円
(上記いずれも税別)

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