2020年12月20日(日)

牧秀一 × 木戸崇之トークセッション「阪神淡路大震災を語り継ぐ」聞き手:福嶋聡

【ジュンク堂 難波店】
開催日時:2020年12月20日(日) 15:00~17:00

阪神淡路大震災で被災した中心街の書店で唯一生き残った書店ジュンク堂書店から、この震災の教訓を語り継ぐ
「「希望」を握りしめて-阪神淡路大震災から25年を語る-」編著者 牧 秀一(よろず相談室)
「スマホで見る阪神淡路大震災~震災動画がつむぐ未来への教訓~」著者 木戸崇之(朝日放送)
聞き手:福嶋聡(ジュンク堂難波店店長)

1995年1月17日5時54分、阪神淡路大震災が起こりました。
震災発生から25年。被災者たちの震災前の人生と25年間の足取り、18世帯26人の人生をまとめた貴重な証言記録を、被災者の相談に乗っていた牧秀一さんがまとめ本を出しました。
同時に、朝日放送の木戸崇之さんが災害時の取材映像から未来を見据える本を出しました。
ジュンク堂書店は、災害当時神戸市の中心部にあった書店の中で唯一現在も営業している書店です。
今回は、三者で、今本を出し、語り継ぐ意味を語り合います。                   

【登壇者プロフィール】
牧秀一
1950年2月大阪市生まれ。東京理科大学理工学部数学科卒業。
阪神淡路大震災の発災9日目から、被災者の生活支援に取り組む「よろず相談室」を設立。
定時制高校の教師として働く傍ら、一人暮らしの高齢者を訪ね、世間話をしたり、健康や生活の不安について聞いたりする活動を続けた。
震災から10年が経った頃、震災で障害を負った人やその家族の集いを開始。
震災障害者の実態調査や対策を国に求めた。
2011年3月、東日本大震災が起きると「阪神の失敗を繰り返してはならない」と70回以上東北に通った。
2020年、自らの高齢化を理由に活動の引退を表明。
今後は「友人のひとりとして、出会いに行きたい」。
著書に岩波ブックレット「被災地・神戸に生きる人びとー相談室から見た7年間ー」

木戸崇之
1972年生まれ 人と防災未来センター リサーチフェロー。
1995年朝日放送に入社。報道記者として様々な災害現場を取材。
2014年人と防災未来センターに研修派遣。
同じ時期に関西大学大学院社会安全研究科に在籍して災害情報の伝達について研究した。
その成果「災害情報のエリア限定強制表示」を国内の放送局で初めて導入し、2019年「電波の日」近畿総合通信局長表彰を受ける。
現在、朝の情報番組「おはよう朝日です」で気象情報デスクなどを務める。

※お客様へのお願い:ご来場の際は、マスク着用をお願い申し上げます。また、会場に、消毒用アルコール、手袋等を設置いたしますので、是非ご利用下さいませ。

☆会 場… 難波店3階カウンター前特設会場。入場無料。
☆受 付… 同店3階カウンター、お電話でも予約承ります。

【ジュンク堂書店難波店】
大阪市浪速区湊町1丁目2-3 マルイト難波ビル TEL 06-4396-4771

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