2020年12月26日(土)

星野智幸 × 温又柔 × 木村友祐 トークイベント 言葉は解放する――『だまされ屋さん』(中央公論新社)『私とあなたのあいだ』(明石書店)合同出版記念


聴くこと、話すこと。その二つがあって言葉は成り立つ。
私たちが真に対等に相手の声を聴けたなら、この世界で「だまし/だまされ」ている多くのことに気づくはずだ。
たとえ誰もが無傷ではいられないとしても、そのとき言葉は「私とあなたのあいだ」にある何かを解き放つだろう。
――言葉の潜在力に挑み続けてきた小説家たちによる対話です。

※大事なお知らせ:手洗い・うがい、自宅を出る前に体温測定のご協力を必ずお願いいたします。熱がある場合、体調に異変を感じる場合は参加をお控えください。返金いたしますので、その旨をお伝えください。またマスクの着用を必須といたします。マスクを着用されていない場合、会場に入れませんので、ご注意ください。

【プロフィール】
星野智幸(ほしの・ともゆき)
1965年、アメリカ・ロサンゼルス市生まれ。
88年、早稲田大学卒業。
2年半の新聞社勤務後、メキシコに留学。
97年『最後の吐息』で文藝賞を受賞しデビュー。
2000年『目覚めよと人魚は歌う』で三島由紀夫賞、03年 『ファンタジスタ』で野間文芸新人賞、11年『俺俺』で大江健三郎賞、15年『夜は終わらない』で読売文学賞、18年『焔』で谷崎潤一郎賞を受賞。
『呪文』『未来の記憶は蘭のなかで作られる』『星野智幸コレクション』全4巻など著書多数。

温又柔(おん・ゆうじゅう)
1980年、台湾・台北市生まれ。3歳より東京在住。
2009年、「好去好来歌」で第33回すばる文学賞佳作を受賞。
両親はともに台湾人。創作は日本語で行う。
著作に『真ん中の子どもたち』(集英社、2017年、芥川賞候補)、『台湾生まれ 日本語育ち』(白水社、2015年、日本エッセイスト・クラブ賞受賞、2018年に増補版刊行)、『空港時光』(河出書房新社、2018年)、『「国語」から旅立って』(新曜社、2019年)、『魯肉飯のさえずり』(中央公論新社、2020年)など

木村友祐(きむら・ゆうすけ)
1970年、青森県八戸市生まれ。
2009年、「海猫ツリーハウス」で第33回すばる文学賞を受賞しデビュー。
小説に『聖地Cs』(新潮社、2014年)、『イサの氾濫』(未來社、2016年)、『野良ビトたちの燃え上がる肖像』(新潮社、2016年)、『幸福な水夫』(未來社、2017年)、『幼な子の聖戦』(集英社、2020年、芥川賞候補)。

日程 / 2020年12月26日 (土)
時間 / 18:00~19:30 開場 17:30~
料金 / 1,540円(税込)
定員 / 60名様
会場 / 本店 大教室

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