2020年12月23日(水)

『したてやのサーカス』(夕書房)刊行記念「いま、舞台のことを話そう」曽我大穂 × 中嶋朋子 トークイベント

1000 年先まで残る舞台表現の萌芽を求め、2014 年の結成以来、実験を続けてきた舞台芸術グループ「仕立て屋のサーカス」。このほど刊行される『したてやのサーカス』は、彼らの多層的な世界を、その公演に魅了されたさまざまな分野のアーティストたちの語りから伝える作品です。

本書の刊行を記念し、基本設計と演出を手がける音楽家の曽我大穂さんと、「仕立て屋のサーカス」に観客としてもゲスト出演者としても魅了されたという俳優の中嶋朋子さんのトークイベントを開催します。

多種多様な舞台を経験されてきた中嶋さんが、「仕立て屋のサーカス」から得たヒントとは。
コロナ禍で困難を極めるエンターテイメント業界に携わるお2人は、今何を思うのか。

多くの人と芸術体験を共有することが難しい今こそ聞きたいトークになることと思います。どうぞご期待ください。

※大事なお知らせ:手洗い・うがい、自宅を出る前に体温測定のご協力を必ずお願いいたします。熱がある場合、体調に異変を感じる場合は参加をお控えください。返金いたしますので、その旨をお伝えください。またマスクの着用を必須といたします。マスクを着用されていない場合、会場に入れませんので、ご注意ください。

日程
2020年12月23日 (水)

時間
19:00〜20:30

開場 18:30〜

料金
1,540円(税込)

定員
60名様

会場
本店 大教室

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曽我大穂 そが・だいほ
音楽家、多楽器奏者。1974年、奈良市生まれ。フルート、カヴァキーニョ、テープレコーダ、鍵盤楽器、トイ楽器などを使った即興演奏が持ち味。ジャム・バンド「CINEMA dub MONKS」のリーダー。2014年、スズキタカユキらに呼びかけて「仕立て屋のサーカス」を結成、基本設計を手がけるとともに、総合演出を担当する。その他、ハナレグミ、二階堂和美、グットラックヘイワ、mama!milk等のライブ・レコーディングサポート、テレビCM音楽の演奏・制作や、他ジャンル(映画、ダンス、演劇、写真、小説)とのセッション多数。近年は即興演奏のソロ公演なども行っている。

中嶋朋子 なかじま・ともこ
俳優。1971年、東京都生まれ。1981〜2002年まで放送された国民的テレビドラマ「北の国から」で22年にわたり黒板蛍役を務める。以後、映画、舞台、朗読、講演など多方面で活躍を続けている。第17回読売演劇大賞優秀女優賞、第33回ギャラクシー賞奨励賞、第33回ブルーリボン賞助演女優賞、第12回ヨコハマ映画祭助演女優賞など多数受賞。今年は10月に新国立劇場で上演された舞台「リチャード2世」(演出・鵜山仁)などに出演。

書籍情報
『したてやのサーカス』
曽我大穂/監修協力、髙松夕佳/聞き手・編
2,000円+税
四六判変型/上製/328頁(カラー口絵8頁)

「これはひとつの、社会運動です」
――音楽家の一言に導かれ、 私は「仕立て屋のサーカス」をめぐる旅に出た。
その公演に魅了された人々の語りから立ち上がるのは、舞台体験を超えた多層的な世界。これは、自分自身の物語を生きるためのアイデアとエールが詰まった22のおはなし集です。

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