2021年2月7日(日)

石田美紀 × 鷲谷花 「アニメで誰の声を聴いているのか?――映像と声の関係を考える」 『アニメと声優のメディア史――なぜ女性が少年を演じるのか』(青弓社)刊行記念

近年はテレビ・映画・配信でアニメが多く制作され、声優に注目が集まり、表現としても職業としても声優の人気が高まっています。

これまでスポットがあてられてこなかった「少年を演じる女性声優」にフォーカスした『アニメと声優のメディア史』を、日本の視聴覚文化を専門にする石田美紀さんが刊行しました。本書では、日本の「声の演技」の黎明期であるラジオドラマからアニメ、ドラマCDまでの変遷をひもといています。

今回は、共編著『淡島千景――女優というプリズム』(青弓社)や訳書『ワンダーウーマンの秘密の歴史』(青土社)などを手がけ、昭和初期の幻灯スライドにも造詣が深い鷲谷花さんをお招きして、映像と声との関係や、映像文化からみた声の役割を語り合います。

人形劇やラジオ、吹き替え、アニメなど、映像文化と不可分な声――。なかでも女性声優の声は性も年齢も超えて映像と同期し、キャラクターに奥行きを与えてきました。アニメが多くの人を楽しませているいま、声の役割とは何なのかを縦横に議論します。

【出演者プロフィール】
石田美紀(いしだ・みのり)
新潟大学経済科学部教授。専攻は視聴覚文化論。著書に『密やかな教育――〈やおい・ボーイズラブ〉前史』(洛北出版)、共著に『BLの教科書』(有斐閣)、『〈ポスト3.11〉メディア言説再考』(法政大学出版局)、『アニメ研究入門[応用編]――アニメを究める11のコツ』(現代書館)、『入門・現代ハリウッド映画講義』(人文書院)など。

鷲谷 花(わしたに・はな)
大阪国際児童文学振興財団特別専門員。専攻は映画学、日本映像文化史。共編著に『淡島千景――女優というプリズム』(青弓社)、訳書にジル・ルポール『ワンダーウーマンの秘密の歴史』(青土社)など。近年は昭和期の幻灯(スライド)についての調査研究と、幻灯機とフィルムを用いた上映活動にも取り組んでいる。

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出演 _ 石田美紀 鷲谷花
時間 _ 15:00~17:00 (14:30オンライン開場)
場所 _ オンライン配信
入場料 _ ■配信参加:1500円
■書籍つき配信参加:1500円+『アニメと声優のメディア史 なぜ女性が少年を演じるのか』2000円
(上記いずれも税別)

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