2021年2月12日(金)

【オンライン配信(Zoom)】代官山文学ナイト:岸本佐知子さんトークショー「リモート・佐知子の部屋」vol.17  『ウサギ』ジョン・マーズデン文、ショーン・タン絵、岸本佐知子訳(河出書房新社)刊行記念

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翻訳家の岸本佐知子さんが賑やかにお送りする、代官山 蔦屋書店不定期連続イベント「佐知子の部屋」。

リモートとリアルを合わせると通算Vol.17となる今回は、ジョン・マースデン文、ショーン・タン絵の『ウサギ』(河出書房新社)刊行記念です!

オーストラリア児童文学賞受賞作のこの絵本が、ショーン・タンにとっての絵本デビュー作です。
著者はオーストラリアの国民的な児童書作家、ジョン・マーズデン。

外からやってきたウサギたちが大陸に蔓延し、気がつくと先住者は危機に追いやられ、ついに……という、建国寓話譚でもありますが、単にウサギが悪者、で終わらない、終わらせない絵本ならではの醍醐味があります。

ショーン・タン本人も思い入れのある絵本の原画の一部が、巡回中の展覧会で見ることもできます。迫力ある原画は思いのほか大きいので、機会がありましたら北九州市立美術館分館で鑑賞して下さい。

本書『ウサギ』の刊行を記念し、岸本佐知子さんのリモート・トークショーを開催いたします。

【プロフィール】
岸本 佐知子 (きしもと・さちこ)
翻訳家。
な訳書にL・ベルリン『掃除婦のための手引き書』、M・ジュライ『最初の悪い男』、L・デイヴィス『話の終わり』、G・ソーンダーズ『十二月の十日』、S・タン『内なる町から来た話』。
編訳書に『変愛小説集』、『居心地の悪い部屋』など。
著書に『気になる部分』、『ねにもつタイプ』(講談社エッセイ賞受賞)、『なんらかの事情』、『ひみつのしつもん』などがある。

ジョン・マーズデン (John Marsden)
1987年にデビュー作『 話すことがたくさんあるの…』を発表、オーストラリア児童文学賞を受賞。
代表作にベストセラーとなり映像化された全7巻の「Tomorrow」シリーズがある。
1950年メルボルン生まれ。
シドニー大学で学び、さまざまな職業を経て28 歳で教員生活へ。

ショーン・タン (Shaun Tan)
1974年オーストラリア生まれ。
アストリッド・リンドグレーン記念文学賞、ケイト・グリーナウェイ賞ほか、映画『ロスト・シング』でアカデミー賞短編アニメーション賞も受賞。

【参加条件】
イベントチケット予約・販売サービス「Peatix」にて、参加券(1,100円/税込)をご購入いただいたお客様がご参加いただけます。

【対象商品】
・イベント参加券 1,100円(税込)

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受付締め切り: 2021年2月12日(金) 19:00まで

【オンラインイベント アーカイブ配信のお知らせ】
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