高校教師から能楽師に転身しつつ、活動の幅をさらに広げ続ける安田登、編集者との二足の草鞋を脱いで浪曲師を選び、新風を巻き起こす玉川奈々福、ロボットエンジニアでありながら雅楽芸人としても活動するカニササレアヤコ、――この才人たちはどんな古典文学を読み、古典芸能のどこに魅了されたのか?
古典をベースにボーダーレスに活躍する3人が語りまくる、爆笑必至の90分!
※大事なお知らせ
・手洗い・うがい、自宅を出る前に体温測定のご協力を必ずお願いいたします。 熱がある場合、体調に異変を感じる場合は参加をお控えください。返金いたしますので、その旨をお伝えください。 また入り口での手の消毒、マスクの着用を必須といたします。マスクを着用されていない場合、会場に入れませんのでご注意ください。
・お席は間隔を空けて、お座りいただく形です。
【プロフィール】
安田登(やすだ・のぼる)
1956年、千葉県銚子市生まれ。
下掛宝生流ワキ方能楽師。高校の国語教師だった24歳のときに能と出会い、27歳で重鎮・鏑木岑男氏に入門。
現在は能楽師として国内外で活躍しながら、能のメソッドを使った作品の創作・演出・出演などに精力的に取り組んでいる。
日本と中国の古典の“身体性”を読み直すことをテーマに、東京・京都をはじめとする各地で社会人向け寺子屋を主宰。
執筆・講演のほかに、バーチャル・リアリティ開発や、理化学研究所のAIと文化の研究チームにも携わるなど、多彩な活躍で注目されている。
著書に、『役に立つ古典(学びのきほん)』(NHK出版)、『すごい論語』(ミシマ社)、『能 650年続いた仕掛けとは』(新潮新書)、『身体感覚で「芭蕉」を読みなおす。』(春秋社)、『日本人の身体』(ちくま新書)、『異界を旅する能』(ちくま文庫)、『体と心がラクになる「和」のウォーキング』(祥伝社黄金文庫)ほか多数。
玉川奈々福(たまがわ・ななふく)
神奈川県横浜市に生まれる。浪曲師・曲師。
三波春夫先生と同じ7月19日生まれ。
1994年、日本浪曲協会主宰の三味線教室に参加。
1995年、二代目玉川福太郎に入門。三味線の修業をしていたが、師の勧めにより、2001年より浪曲師としても活動。
2006年、芸名を美穂子から奈々福に改め名披露目。
さまざまな浪曲イベントをプロデュースするほか、自作の新作浪曲や長編浪曲も手がけ、他ジャンルの芸能・音楽との交流も多岐にわたっておこなう。
平成30年度文化庁文化交流使としてイタリアやポーランドなど7か国で公演。
中国、韓国でも公演をおこなう。
第11回伊丹十三賞受賞。
カニササレアヤコ
1994年埼玉県生まれ、神奈川県育ち。早稲田大学文化構想学部卒業。
ロボットエンジニアとしての仕事をしながらサンミュージックに所属し、雅楽芸人として活動している。
「R-1ぐらんぷり2018」ファイナリスト。
全国お笑いサークル団体戦NOROSHI審査員特別賞受賞。
笙以外にもピアノ、バイオリン、バンドネオンなどをたしなみ、絶対音感があるので何でもすぐ弾くことができる。
特技はプログラミングだが趣味も多彩で、学生時代にはアルゼンチンタンゴに熱中。
モンゴル乗馬もこなす。
日程 / 2021年3月14日 (日)
時間 / 14:00〜15:30 開場 13:30〜
料金 / 1,540円(税込)
定員 / 60名様
会場 / 本店 大教室