2021年3月29日(月)

大串尚代 × 小林エリカ「オルコットの〈言葉の力〉 あるいは扇情小説で描いた〈女性の力〉とは?」 ルイザ・メイ・オルコット『仮面の陰に あるいは女の力』(ルリユール叢書/幻戯書房)刊行記念

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※本イベントはオンライン配信でのみご参加いただけるイベントです。
詳細につきましてはページ下部をご確認ください。

幻戯書房の海外文学叢書〈ルリユール叢書〉から刊行された、ルイザ・メイ・オルコット『仮面の陰に あるいは女の力』を記念して、本書の翻訳者でアメリカ文学研究者の大串尚代さん、作家・マンガ家の小林エリカさんのトークイベントを行います。
『仮面の陰に あるいは女の力』の翻訳は本邦初。
あの『若草物語』の著者オルコットが別名義で密かに発表していた、大衆向けのスリラー小説です。

『仮面の陰に あるいは女の力』はスリリングな物語展開もさることながら、オルコットが描き出す女性の力強さに惹きつけられます。
オルコットが男性名義のペンネームを使い、本書を発表したのはなぜか?
本書の魅力を語りながら、作家オルコットの隠された一面、オルコットが伝えたかった〈女の力〉〈言葉の力〉のありかに迫ります。

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【出演者プロフィール】
大串尚代(おおぐし・ひさよ)
1971年滋賀県生まれ。アメリカ文学研究者、翻訳家。
慶應義塾大学文学研究科博士課程修了。博士(文学)取得。
現在、慶應義塾大学文学部教授。
著書に『ハイブリッド・ロマンスーーアメリカ文学にみる捕囚と混淆の伝統』(松柏社)、訳書に、ルイザ・メイ・オルコット『仮面の陰に あるいは女の力』(〈ルリユール叢書〉、幻戯書房)、フェリシア・ミラー・フランク『機械仕掛けの歌姫ーー19世紀フランスにおける女性・声・人造性』(東洋書林)など。

小林エリカ(こばやし・えりか)
1978年東京都生まれ。作家、マンガ家。
著書に、小説『トリニティ、トリニティ、トリニティ』(第7回鉄犬ヘテロトピア文学賞受賞、集英社)、『マダム・キュリーと朝食を」(第27回三島由紀夫賞候補作、第151回芥川龍之介賞候補作、集英社)、短編小説『彼女は鏡の中を覗きこむ』(集英社)、“放射能”の科学史を巡るコミック『光の子ども』(全3巻、リトルモア)、アンネ・フランクと実父の日記をモチーフにした『親愛なるキティーたちへ』(リトルモア)、作品集『忘れられないの』(青土社)など。

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時間 _ 20:00~22:00 (19:30オンライン開場)
場所 _ リアルタイム配信(1週間アーカイブあり)
▼入場料(いずれも税別)
■配信参加:1,500円
■書き配信参加:1,500円+『仮面の陰に あるいは女の力』2,700円

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