2021年3月31日(水)

田上孝一 × 稲葉振一郎「動物・人間・環境・マルクス」 『はじめての動物倫理学』(集英社新書)刊行記念

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※本イベントはリアルタイム配信のみでご参加いただけるイベントです。詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
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ベジタリアンやビーガンといえば、日本ではいまだ「一部の極端な偏った人」と思われる風潮がありますが、世界では、肉食と環境問題は密接にリンクした問題として認識が広まっています。

動物倫理学は、1970年代から欧米で真剣な議論と研究が積み重ねられ、いまや応用倫理学の中で確固とした地位を占めるに至りました。
日本ではまだあまり知られていませんが、近年、動物福祉や動物の権利に関わる一般書の刊行が続くなど、この分野に注目が集まり始めています。

このたび刊行される『はじめての動物倫理学』は、倫理学の基礎に始まり、肉食やペットなど具体的な問題を切り口に、いま求められる動物と人間の新たな関係を問う、動物倫理学の入門書です。

今回は、著者と以前から交流があり、倫理学を含めてさまざまな著作を上梓している稲葉振一郎さんをゲストに迎え、刊行記念トークイベントを行います。

本書では、マルクスを切り口に動物倫理学の新しい視座を開いているパートもありますが、稲葉さんの目にはどのように映るのでしょうか。

動物倫理学の可能性や課題など、一緒に考えてみましょう。

【出演者プロフィール】
田上孝一(たがみ・こういち)
1967年東京生まれ。社
会主義理論学会事務局長、立正大学人文科学研究所研究員。哲学・倫理学専攻。
1989年法政大学文学部哲学科卒業、1991年立正大学大学院文学研究科哲学専攻修士課程修了、2000年博士(文学)。
著書に『実践の環境倫理学』(時潮社)、『本当にわかる倫理学』(日本実業出版社)、『マルクス疎外論の視座』『環境と動物の倫理』(ともに本の泉社)、『マルクス哲学入門』(社会評論社)など。

稲葉振一郎(いなば・しんいちろう)
1963年東京生まれ。一橋大学社会学部卒業。
東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。
岡山大学経済学部助教授などを経て、明治学院大学社会学部教授。専門は社会哲学。
著書に『社会倫理学講義』(有斐閣アルマ)、『銀河帝国は必要か? ロボットと人類の未来』(ちくまプリマー新書)、『社会学入門・中級編』(有斐閣)、『宇宙倫理学入門』(ナカニシヤ出版)、『社会学入門』(NHKブックス)、『「資本」論』(ちくま新書)、『AI時代の労働の哲学』(講談社選書メチエ)など。

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時間 _ 20:00~22:00
場所 _ リアルタイム配信
▼入場料(いずれも税別)
■配信参加 1,500yen(税別)
■配信参加+サイン入り書籍(『はじめての動物倫理学』1,500yen+880yen

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