2015年11月13日(金)

『井上ひさし短編中編小説集成』全12巻(岩波書店)完結記念トークショー 『天才・井上ひさしの横顔』

作家・関川夏央さん×編集者・土屋和夫さん×編集者・烏兎沼佳代さん
 
生誕80年を機に刊行された『井上ひさし短編中編小説集成』全12巻が、このたび完結いたしました。連載中に好評を得ながらも単行本未収録のまま遺された作品や、未完作品をも網羅する初の全集として、多くの方がたよりご好評をいただいております。
自在に言葉を駆使し、さまざまな趣向を凝らして書かれた、その小説世界から見えてくる〈井上ひさし像〉とはどのようなものだったのでしょうか。
小説の書き手のみならず、読み手としても定評ある作家・関川夏央さんが、井上ひさしさんを長く担当した編集者の土屋和夫さん・烏兎沼佳代さんとともに、井上ひさし作品の面白さと、不思議な人物像を語り合います
没後5年を経ても、決して古びることなく、輝きを増す井上ひさし作品の秘密と、知られざる天才の素顔に迫ります。
 
 
井上ひさし 1934年山形県生まれ。小説家・劇作家・放送作家。上智大学外国語学部卒業。文化功労者・日本藝術院会員。64年「ひょっこりひょうたん島」(共作、NHK)の台本を手掛け、人気番組となる。69年「日本人のへそ」で劇作家デビュー。その後、小説・戯曲・エッセイなど、幅広い作品を多数発表。直木賞・日本SF大賞・読売文学賞・朝日賞など受賞多数。2010年逝去。

関川夏央 1949年新潟県生まれ。作家。上智大学外国語学部中退。講談社ノンフィクション賞・手塚治虫文化賞・司馬遼太郎賞・講談社エッセイ賞など受賞多数。主な著作に『海峡を越えたホームラン』『「坊っちゃん」の時代』(以上、双葉社)、『昭和が明るかった頃』(文藝春秋)、『おじさんはなぜ時代小説が好きか』『「解説」する文学』『文学は、たとえばこう読む』(以上、岩波書店)など。
 
土屋和夫 編集者
烏兎沼佳代 編集者・作家

開催日時:2015年11月13日(金) 19時~(開場18時30分)
開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール
参加方法:参加費800円(要予約・ドリンク付き) 店頭または電話・メール(shoten@tokyodo-web.co.jp)にて、『関川さん土屋さん烏兎沼さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。 電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。
※当日17:00より1階総合カウンターにて受付を行います。 参加費800円(ドリンク付き)をお支払い頂いた上で、 1Fカフェにて、カフェチケットと指定のドリンクをお引換えください。 イベントチケットは6階入口にて回収致しますので、そのままお持ちください。 尚ドリンクの引換えは当日のみ有効となります。

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