週刊SPA！で連載された断片的回顧録「すべて忘れてしまうから」の完結編『夢に迷って、タクシーを呼んだ』を3月23日に刊行した燃え殻さん。アナウンサーとしての経験、そして子育てでの読み聞かせ経験を基に誰もが楽しめる音読のコツを指南した『音読教室』を4月7日に刊行する、TBSアナウンサー・堀井美香さん。ラジオでの共演経験もあり、同世代でもあるお二人による、新刊発売記念トークイベントです。
新刊創作の裏話、おふたりにとって2020年はどんな年だったか、同世代のお二人が考える中年の生きやすさと生きづらさ、「落ち着いて人と会話ができるようになる」「想像力、読解力が育まれる」etc.音読をすることで広がる言葉の世界について……。お二人の著書のテーマをふまえてたっぷりとお話しいただきます。
日程
2021年4月17日 (土)
時間
18:00〜19:30
開場 17:30〜
料金
1,540円(税込)
定員
60名様
会場
本店 大教室
※大事なお知らせ
・手洗い・うがい、自宅を出る前に体温測定のご協力を必ずお願いいたします。 熱がある場合、体調に異変を感じる場合は参加をお控えください。返金いたしますので、その旨をお伝えください。
また入り口での手の消毒、マスクの着用を必須といたします。マスクを着用されていない場合、会場に入れませんのでご注意ください。
▼イベント会場のコロナ対策について
・登壇者間の距離を空けてステージを設置いたします。
・登壇者はトーク中に透明プラスチックマスクを着用いたします。
・アクリル板（卓上）を登壇者の間に設置いたします。
・お席は120名収容の会場で最大60名とし、間隔を空けてお座りいただきます。
・サイン時はお客様にはお席でお待ちいただき、順番になった方だけサイン場所に向かい、密にならないよう誘導いたします。また、サインの際はお客様と登壇者の間にパーテーションをご用意いたします。握手や撮影などのコミュニケーションは、感染予防のためNGとさせていただきます。
・イベント教室内にて空気清浄機を稼働しております。
▼スタッフの感染予防対策
・出勤前の検温確認
・体調不良時／発熱時の出店出勤の停止
・手指の定期的な消毒の徹底
・マスク着用の徹底及び咳エチケットの励行
燃え殻 もえがら
1973年生まれ。都内の美術制作会社に勤務する会社員でありながら、作家、コラムニストとして活躍。初の小説『ボクたちはみんな大人になれなかった』が2017年に新潮社より書籍化。累計16万部超のベストセラーとなり、2021年にNetflixで世界配信が決定。近著に『すべて忘れてしまうから』(小社刊)、『相談の森』(ネコノス) など。
堀井美香 (TBSアナウンサー) ほりい・みか
72年3月22日生まれ、秋田県出身。法政大学法学部を卒業、95年にTBS入社。これまでTBS系列の番組で多くのナレーションを担当。同局のナレーターとして圧倒的な実績を持つ。
現在、TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』にレギュラー出演するほか、 週一回Podcast 番組『Over the sun』も配信中。一男一女の母。小学生の頃からの音読経験を生かし、子育て時に「絵本の読み聞かせ」を実践。現在はTBSアナウンサーによる朗読会『AーLOUNGE(エーラウンジ)』のプロデュースを担当する。
書籍情報
『夢に迷って、タクシーを呼んだ』
著者：燃え殻
出版社：扶桑社
話題作『すべて忘れてしまうから』の完結編！
童話”鉛の兵隊”は、焼かれた後に心臓だけが残りますよね。燃え殻さんの言葉みたいだな。
―――斉藤和義推薦！
繰り返される緊急事態宣言、武士が見える女、趣味がフットサルの男、グレーな宿泊施設、退職代行サービス、青春の使い方、破られた学級新聞、タマゴサンドと牛乳、磯丸水産の夜、首都高速を走る車の音、渋谷円山町のワンルームマンション、叩かなくてもホコリの出る人生――すべて忘れてしまうから。
自身の日々の体験を基に、いつか忘れてしまう、でも心のどこかに留めておきたい記憶の断片を、抒情的に、時にユーモラスに綴った、燃え殻による断片的回顧録・完結編。読み終わったときに、忘れていた自分の大事な記憶を思い出したり、鬱屈とした気持ちが少し楽になったり……コロナ禍の今、先の見えない毎日を過ごす私たちにそっと寄り添ってくれる一冊です。物語を彩る装画・挿画は『おしゃれ手帖』『ギャラクシー銀座』『クリームソーダシティ』などで知られる漫画家・長尾謙一郎氏が手掛けます。
『音読教室 現役アナウンサーが教える教科書を読んで言葉を楽しむテクニック』
著者：堀井美香
出版社：カンゼン
こんなにしつこく解説されたら、誰でもうまくなっちゃう！！
『ごんぎつね』『蜘蛛の糸』『雨ニモマケズ』を題材にナレーションの名手が、具体的な読み方を徹底解説！
TBSアナウンサー堀井美香がnoteでスタートした「教科書を読む」。読むことが好きで、読む仕事をたくさんしてきた著者が、全ての読みには法則があることに気づき、緻密で具体的な「読み方」を「ごんぎつね」「蜘蛛の糸」「雨ニモマケズ」という馴染みのある物語を読みながら紐解いていく。音読や朗読、文章を声に出して読むときの参考になるはずだ。音読といえば子どもの宿題と思うなかれ、語彙力や読解力向上に、親子のコミュニケーション不足解消に、感受性や想像力を育むきっかけとなる1冊に。
