※緊急事態宣言延長に伴う休業継続のため、オンライン(Youtube)のみでの配信となります。
現代アーティスト松山智一の待望の日本初作品集刊行を記念した作品集刊行「TOMOKAZU MATSUYAMA IN AND OUT」トークイベント。
松山は現代アートの激戦地、ニューヨークでアートの道を志し、近年は世界各地の展覧会やアートプロジェクトに招かれるなど、高い人気と評価を集めています。
海外での活動を中心にしてきた松山が、作品制作の考え方や日本と海外のアートマーケットの違い、今回刊行した作品集のエピソード等、存分に語って頂きます。
【開催概要】
■日時
2021年5月15日(土) 開始:14:00/終了予定:15:00
■場所
オンライン(Youtube)配信のみ
YouTube 銀座 蔦屋書店チャンネル
■参加費
無料
※撮影、録音はお控えください。
【プロフィール】
松山智一(TOMOKAZU MATSUYAMA)
1976 年 岐阜県出身、ブルックリンを拠点に活動
上智大学卒業後 2002 年渡米。NY Pratt Instituteを首席で卒業。
ペインティングを中心に彫刻やインスタレーションも手がける。
作品には、東洋と西洋、古代と現代、具象と抽象といった両極の要素が見られ、これは日本とアメリカの両国で育った松山自身の経験や情報化の中で移ろいゆく現代社会が反映されている。
これまでにニューヨーク、ワシントン D.C.、サンフランシスコ、ロサンゼルス等の全米主要都市、日本、ドバイ、上海、香港、台北、ルクセンブルグなど、世界各地のギャラリー、美術館、大学施設等にて展覧会を多数開催。
また、ロサンゼルス・カウンティ美術館、サンフランシスコアジア美術館、龍美術館、Microsoft コレクション、ドバイ首長国の王室コレクション等に作品が収蔵されている。
2012 年から 2017年5月までの 5 年間、School of Visual Arts(SVA)の非常勤教授を勤めた。
2020年、JR新宿駅東口広場のアートスペースを監修、中心に7mの巨大彫刻を制作する。
2021年にはNHK「日曜美術館」で特集が組まれ、グローバルな活動と重層的な制作が高く評価される。
現在はブルックリン・グリーンポイントにスタジオを構える。
山本浩貴(やまもと ひろき)
1986年千葉県生まれ。
一橋大学社会学部卒業後、ロンドン芸術大学チェルシー・カレッジ・オブ・アーツにて修士号・博士号取得。
2013~18年、ロンドン芸術大学トランスナショナル・アート研究センター博士研究員。
韓国のアジア・カルチャーセンター研究員、香港理工大学ポストドクトラル・フェロー、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科助教を経て、21年より金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科芸術学専攻・講師。
著書に『現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル』(中央公論新社 、2019)、“Media Culture in Transnational Asia: Convergence and Divergence” (Rutgers University Press, 2020)など。
岩渕貞哉(いわぶち ていや)
「美術手帖」総編集長。
1975年横浜市生まれ。1999年慶応義塾大学経済学部卒業。
2008年に編集長となり、2019年より現職。
同年、アートECサイト「OIL by 美術手帖」をローンチ、あわせてリアルストアを渋谷パルコにオープン。また、公募展の審査員やトークイベントの出演など、幅広い場面でアートシーンに関わる。