2021年7月9日(金)

【オンライン配信(Zoom)】磯野真穂 × 加藤有佳織 × 日野原慶トークイベント 「自分の体をどう生きるか? 『ファットガールをめぐる13の物語』から考える」 モナ・アワド『ファットガールをめぐる13の物語』(書肆侃侃房)刊行記

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「宇宙にさからうとき」のエリザベスは、ティーンの不安や怒りをマックフルーリーといっしょに飲み干し、おかわりします。
「最大のファン」の彼女は、酔ったときだけやって来る身勝手なミュージシャンもどきのために甘くてやさしいバナナブレッドを焼きます。
「あの子はなんでもしてくれる」の彼女は、きっちりと計量した辛口白ワインに干からびたグリル野菜を饗します。

いつも「自分の体じゃないみたい」に感じながら息をして、ときどき息苦しくなって、自分の体と仲良くなるために食べたり食べなかったりして、好きな服やリップカラーで自分を応援しています。

この「自分の体」と格闘するエリザベスの物語について、文化人類学者・磯野真穂氏にお越しいただいて、訳者ふたりとあれこれ語り合います。

【プロフィール】
磯野 真穂 (いその・まほ)
早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒(1999)、オレゴン州立大学応用人類学修士課程修了後、早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。
著書に『ダイエット幻想 やせること、愛されること』(ちくまプリマー新書、2019)、『急に具合が悪くなる』(共著:宮野真生子、晶文社、2019)、『医療者が語る答えなき世界 いのちの守り人の人類学』(ちくま新書、2017)、『なぜふつうに食べられないのか――拒食と過食の文化人類学』(春秋社、2015)がある。

加藤 有佳織 (かとう・ゆかり)
慶應義塾大学文学部准教授。
アメリカやカナダの文学、世界各地のカッパ(的な存在)に関心がある。
共著に『現代アメリカ文学ポップコーン大盛』(書肆侃侃房、2020年)、翻訳にトミー・オレンジ『ゼアゼア』(五月書房新社、2020年)。

日野原 慶 (ひのはら・けい)
大東文化大学にてアメリカ文学を教えている。
「身体」「自然」「環境」「廃棄」「排泄」などに関心があり、それらにつながる現代のアメリカ小説や、ノンフィクション作品(とくに自然や環境をテーマにしたネイチャーライティングや、病や体をテーマにしたエッセイなど)を研究している。
共著に『現代アメリカ文学ポップコーン大盛』(書肆侃侃房、2020年)。

【参加条件】
イベントチケット予約・販売サービス「Peatix」にて、いずれかの対象商品をご購入いただいたお客様がご参加いただけます。

【対象商品】
・イベント参加券 1,300円(税込)
・書籍『ファットガールをめぐる13の物語』(書肆侃侃房・1,980円/税込)+イベント参加券(1,000円/税込)+送料(500円/税込) セット 3,480円(税込)

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受付締め切り: 2021年7月9日(金) 19:00まで

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