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コロナ禍で一気に定着したかに見えたテレワーク。
しかし、去年4〜5月の最初の緊急事態宣言が出たときと比べると、4度目の宣言が出た今回は、テレワークの導入はむしろ後退しているようです。
はたして、テレワークはコロナ収束までの一時的な回避策として、やがて消えてしまう運命にあるのでしょうか。
これに対し、神戸大学の大内伸哉さんは、この流れは今後も止まることはないと捉えています。
今年6月に明石書店より刊行された『誰のためのテレワーク?』では、移動しないで働くことは、これまでの働き方の本質に影響するものであり、それは私たちの生活、さらには社会をも変えることになると論じています。
一方、株式会社ヌーラボの橋本正徳さんは、事業を通じて、場所を選ばずに働くための環境づくりや課題解決に一貫して取り組んできました。
また、東京一極集中がなくなり、地方に企業が分散することなど働く場所が自由に選べるようになることのポジティブな面に光を当ててきました。
今回の対談は、労働法の立場から近未来の働き方を構想する研究者と、働き方そのものを変えるサービスを創り出してきたIT企業の創業者という異色の組み合わせです。テレワークというスタイルのその先の問題について、お二人には縦横無尽に語っていただきます。
ぜひご参加ください!
【出演者プロフィール】
大内伸哉(おおうち・しんや)
1963年生まれ。
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了(博士[法学])。
神戸大学法学部助教授を経て、現在、神戸大学大学院法学研究科教授。
主な著書に、『君は雇用社会を生き延びられるか』(明石書店)、『人事労働法』『AI時代の働き方と法』『雇用社会の25の疑問』(以上、弘文堂)、『デジタル変革後の「労働」と「法」』(日本法令)、『労働時間制度改革』『非正社員改革』(以上、中央経済社)、『労働法で人事に新風を』(商事法務)、『経営者のための労働組合法教室』(経団連出版会)、『会社員が消える』(文藝春秋)、『君の働き方に未来はあるか』(光文社)など。
橋本正徳(はしもと・まさのり)
1976年生まれ。
福岡県出身。
福岡県立早良高等学校を卒業後上京し、飲食業に携わる。
劇団主催や、クラブミュージックのライブ演奏なども経験。
1998年、福岡に戻り、父親の家業である建築業に携わる。
2001年、プログラマーに転身。
2004年、福岡にて株式会社ヌーラボを設立し、代表取締役に就任。
株式会社ヌーラボは、現在、チームのコラボレーションを促進するWebサービス Backlog、Cacoo、Typetalk、Nulab Passを開発・運営。
また、福岡本社のほか東京、京都、シンガポール、ニューヨーク、アムステルダムに拠点を持ち、世界展開に向けてコツコツ積み上げ中。
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【配信での参加につきまして】
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時間 _ 19:00~21:00 (オンライン開催)
場所 _ リアルタイム&アーカイブ配信
▼入場料
■配信参加 1,500yen(税別)
■配信参加+『誰のためのテレワーク?』1,500yen+2,200yen(税別)