※本イベントはリアルタイム配信と見逃し配信(1ヶ月)でご参加いただけるイベントです。詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
7月末に、神経心理学者であるマーク・ソームズの新刊『意識はどこから生まれてくるのか』が発売されました。
同書は、現在の神経科学が前提としている「意識は大脳皮質から生まれる」という前提が誤っていることを指摘し、客観的な研究と臨床からの主観的な報告の両方を対等に尊重していくという方法論によって、意識がどこから生まれてくるのかという難問に挑んでいます。
神経心理学者であり、精神分析家でもある著者が、これまでの自身の研究の歩みをまとめながら、意識の謎を解明した注目の一冊です。
この刊行を記念して、トークイベントを開催します。
出演は同書の翻訳を担当された静岡県立総合病院緩和医療科部長の岸本寛史さん、ゲストに文筆家の吉川浩満さんをお迎えします。
トークイベントでは、ソームズがこういった研究を始めるに至ったきっかけから、「意識はどこから、どのように、なぜ生まれてくるのか」という問いに対するソームズの答えについてはもちろん、「自由エネルギー原理」について、そして岸本先生自身の臨床や研究とソームズとの交流についてもお話しいただく予定です。
みなさまのご参加お待ちしております。
【出演者プロフィール】
岸本寛史(きしもと・のりふみ)
1966年、鳥取県鳥取市生まれ。
1991年京都大学医学部卒業。
2004年富山大学保健管理センター助教授。
2007年京都大学医学部附属病院准教授。
現在静岡県立総合病院緩和医療科部長。
著書に『せん妄の緩和ケア』(誠信書房、2021年)、『ニューロサイコアナリシスへの招待』(誠信書房、2015年)などが、翻訳書にエディンジャー『ユングの『アイオーン』を読む』(2020年、青土社、共訳)などがある。
吉川浩満(よしかわ・ひろみつ)
文筆業。
1972年、鳥取県米子市生まれ。
慶應義塾大学総合政策学部卒業。
国書刊行会、ヤフーを経て、現職。晶文社にて編集業にも従事。
関心対象は哲学・科学・芸術、犬・猫・鳥、デジタルガジェット、卓球、映画、ロック、Tシャツ、ハーレーダビッドソンなど。
著書に『人文的、あまりに人文的──古代ローマからマルチバースまでブックガイド20講+α』(山本貴光との共著、本の雑誌社)、『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。──古代ローマの大賢人の教え』(山本との共著、筑摩書房)、『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』(河出書房新社)、『理不尽な進化――遺伝子と運のあいだ』(朝日出版社)、『脳がわかれば心がわかるか──脳科学リテラシー養成講座』(山本との共著、太田出版)、『問題がモンダイなのだ』(山本との共著、ちくまプリマー新書)ほか。
翻訳に『先史学者プラトン――紀元前一万年-五千年の神話と考古学』(山本との共訳、メアリー・セットガスト著、朝日出版社)、『マインド──心の哲学』(山本との共訳、ジョン・R・サール著、ちくま学芸文庫)など。
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【配信での参加につきまして】
・配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします
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・イベント中、お客様の顔や音声などは配信されませんのでご安心ください
・配信はリアルタイムと見逃し配信(1ヶ月)でお楽しみいただけます。視聴URLは準備出来次第ご案内いたします
・視聴は登録制です。1名分のチケットで複数人がご登録されている場合はご連絡もしくは配信の停止を行うことがございます。ご注意ください
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【書籍付きチケットのご案内】
・書籍を、イベントの配信チケットとセットで販売いたします
・ご記入いただいた住所は、書籍発送以外の目的には使用しません
・書籍はイベント後、B&Bからの発送となります
・保管期間は1年間とします
・海外発送は行いません
【キャンセルにつきまして】
・ご購入直後にイベント配信用のURLが送信される都合上、お客様都合によるキャンセルは承っておりません。何卒ご了承ください
時間 _ 19:00~21:00 (18:30オンライン開場)
場所 _ リアルタイム配信
▼入場料
■配信参加 1,650yen(税込)
■配信参加+書籍(『意識はどこから生まれてくるのか』)1,650yen+3,080yen(税込)