2021年10月21日(木)

東畑開人 × 千葉雅也オンライントークイベント「心の文学的側面について」 『心はどこへ消えた?』(文藝春秋)刊行記念

【ジュンク堂 池袋本店】

【内容紹介】
心には工学的に扱える側面と、文学的に語られるしかない側面がある。
それは人間が人間を考えるために二つの角度があることを意味している。
この20年を振り返るならば、心の工学は日常生活に深く浸透したが、一方で文学的な側面について語られることは稀になった。
しかし、人間は群れの一員であると同時に、個でもあるのだから、心の文学的側面が完全に消滅することはないはずだ。
人間が生きるとはどういうことか、そのとき心の文学的側面にはいかなる価値があるのか、精神分析に関心を寄せてきた哲学者であり、小説家としては近著『オーバーヒート』が芥川賞候補にもなった千葉雅也さんと語り合いたい。

【講師紹介】
東畑開人(とうはた・かいと)
臨床心理士・公認心理師。博士(教育学)。1983年生まれ。
2010年京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。
精神科クリニックでの勤務を経て、14年より十文字学園女子大学に勤務、現在准教授。
17年に白金高輪カウンセリングルームを開業。
著書『居るのはつらいよ』(医学書院)で第19回大佛次郎論壇賞、紀伊國屋じんぶん大賞2020大賞を受賞。
他に『野の医者は笑う』『日本のありふれた心理療法』(ともに誠信書房)など。
本書は2年ぶりの新刊。

千葉雅也(ちば・まさや)
1978年栃木県生まれ。東京大学教養学部卒業。
東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース博士課程修了。博士(学術)。
現在は立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。
2019年、初の小説『デッドライン』で野間文芸新人賞を、2021年、初の短篇「マジックミラー」で川端康成文学賞を受賞。
新作「オーバーヒート」が芥川賞候補に。
著書に『動きすぎてはいけない——ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』『勉強の哲学——来たるべきバカのために』『意味がない無意味』『アメリカ紀行』『ツイッター哲学——別のしかたで』など。

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