2021年10月18日(月)

栗原康 × マニュエル・ヤン × 森元斎「ぼくらといっしょに機械を壊そう」 ~栗原康『サボる哲学』(NHK出版)刊行記念・アナキスト鼎談~

【ジュンク堂 池袋本店】

【内容紹介】
我々はなぜ心身を消耗させながら、やりたくない仕事、クソどうでもいい仕事をして生きるためのカネを稼ぐのか。
社会からはいつでも正しい身の処し方を求められ、もっと頑張れ努力しろの大号令。
原発が爆発してもコロナが感染爆発しても、会社に行くことに慣れてしまった機械のようなこの身体。
いまこそ闘うべきだ、逃げるために! 資本主義下の屈折しきった労働のあり方から、私たちはいかに体をずらして生きることができるのか。
今年7月に刊行された新刊『サボる哲学』の著者・栗原康さんが、里山に移住し体を動かしながら日常のアナキズムを考える森元斎さん、歴史社会学の視座から文化抵抗と民衆の歴史を研究するマニュエル・ヤンさんの旧知の2人を迎え語ります。
荘子からセックス・ピストルズ、海賊、子育て、ブラック・ライブズ・マターまで。
何が飛び出すかは当日のお楽しみ。
縦横無尽に思考の火花を散らす貴重な鼎談です。

【講師紹介】
栗原康(くりはら・やすし)
1979年埼玉県生まれ。政治学者・作家。
東北芸術工科大学非常勤講師。専門はアナキズム研究。
著書に『大杉栄 永遠のアナキズム』(角川ソフィア文庫)『はたらかないで、たらふく食べたい~「生の負債」からの解放宣言』(ちくま文庫)『村に火をつけ、白地になれ~伊藤野枝伝』(岩波現代文庫)『死してなお踊れ~一遍上人伝』(河出書房新社)『アナキズム~一丸となってバラバラに生きろ』(岩波新書)などがある。

マニュエル・ヤン
1974年ブラジル・サンパウロ州生まれ。
日本女子大学人間社会科学部現代社会学科教員。専門は歴史社会学、民衆史。
アメリカと環太平洋/大西洋の歴史を階級闘争の観点から研究している。
著書に『沈黙のエチュード~歴史的想像力の再生のために』(新評論)、共著に『経済的徴兵制をぶっ潰せ!~戦争と学生』(岩波ブックレット)がある。

森元斎(もり・もとなお)
1983年東京都生まれ。
長崎大学大学院学域人文社会科学域(多文化社会学系)/多文化社会学部教員。専攻は哲学・思想史。
ホワイトヘッド哲学を中心とした現代思想やアナキズム思想の研究を行っている。
著書に『もう革命しかないもんね』(晶文社)『アナキズム入門』(ちくま新書)『国道3号線~抵抗の民衆史』(共和国)などがある。

<注意事項>
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