※本イベントはリアルタイム配信と見逃し配信(1ヶ月)でご参加いただけるイベントです。
詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
2019年3月に亡くなった、「ヌーヴェル・ヴァーグの祖母」と呼ばれ、『冬の旅』でのヴェネツィア映画祭グランプリなど、世界中からの評価を受けた映画監督アニエス・ヴァルダ。
日本におけるヴァルダの初の論集『アニエス・ヴァルダ 愛と記憶のシネアスト』の刊行を記念して、オンライン配信のトークイベントを開催します。
映画監督のみならず、写真家やビジュアルアーティストとしての旺盛な活動を繰り広げたヴァルダですが、同書はさまざまな論考やインタビューを通して、「アニエス・ヴァルダ」という巨大な作家の全貌を解き明かします。
ゲストは同書において、『冬の旅』を「移動」というモチーフ、および現実と虚構の境界線という観点から探る論考「現実の世界に住まうこと」を執筆された映画研究者の東志保さん、同じく、ヴァルダの生涯における写真と映画の相互的実践に着目した論考「持続する瞬間」を執筆された写真研究者の松房子さん。
また同書の編者であり、「自然」というモチーフに着目して初期の代表作『幸福』を分析する論考「虚構と自然のはざまで」を執筆された若林良さんとなります。
トークイベントでは、その映画作品の魅力、クリス・マルケルをはじめとした同時代の映画作家との比較、エッセイ・フィルムの観点から見たヴァルダ作品の意義、写真家やインスタレーション作家としてのヴァルダの特色など、幅広い観点からお話をいただく予定です。
みなさまのご参加をお待ちしております。
【出演者プロフィール】
東志保(あずま・しほ)
映画研究、比較文化論。大阪大学文学研究科准教授。
著書に『クリス・マルケル 遊動と闘争のシネアスト』(共編、森話社、2014)、『ジャン・ルーシュ 映像人類学の越境者』(分担執筆、森話社、2019)など。
松房子(まつ・ふさこ)
写真、アニメーション研究。
武蔵野美術大学映像学科卒業。
総合批評誌「エクリヲ」、「ユリイカ」などに寄稿。
若林良(わかばやし・りょう)
1990年生まれ。映画批評/ライター。
「キネマ旬報」「現代ビジネス」「文春オンライン」などに執筆。
単著に『偉人たちの辞世の句』(辰巳出版)。
共編著に『ジョナス・メカス論集 映像詩人の全貌』(neoneo編集室)。
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【配信での参加につきまして】
・配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします
・インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからのご視聴が可能です
・イベント中、お客様の顔や音声などは配信されませんのでご安心ください
・配信はリアルタイムと見逃し配信(1ヶ月)でお楽しみいただけます。視聴用URLは準備出来次第お知らせいたします
・視聴は登録制です。1名分のチケットで複数人がご登録されている場合はご連絡もしくは配信の停止を行うことがございます。ご注意ください
・ご利用の通信環境により配信の遅延が起こる場合がございます。ご了承ください
【書籍付きチケットのご案内】
・書籍『アニエス・ヴァルダ 愛と記憶のシネアスト』を、イベントの配信チケットとセットで販売いたします
・ご記入いただいた住所は、書籍発送以外の目的には使用しません
・書籍はイベント後、B&Bからの発送となります
・海外発送は行いません
【キャンセルにつきまして】
・ご購入直後にイベント配信用のURLが送信される都合上、お客様都合によるキャンセルは承っておりません。何卒ご了承ください
時間 _ 20:00~22:00 (19:30オンライン開場)
場所 _ リアルタイム配信+1ヶ月の見返し配信
▼入場料
■配信参加 1,650yen(税込)
■書籍つき配信参加 1,650yen+『アニエス・ヴァルダ 愛と記憶のシネアスト』2,200yen(税込)※イベント後の発送となります
■書籍つき配信参加 1,650yen+『シモーヌ VOL.4 アニエス・ヴァルダ特集』1,540yen(税込)※イベント後の発送となります