【ジュンク堂 池袋本店】
【内容紹介】
オスマン帝国史の泰斗にして『文字と組織の世界史』を著した鈴木董さんと、気鋭の中国史家で『世界史序説』を著した岡本隆司さんが、東西「アジア」史の立場から、歴史を考えるための前提となる「文明」や「世界史」、「宗教」などのテーマを深堀り。
私たちの歴史観に内在する西洋中心史観を可視化し、新しい「世界史」像を考えます。
【講師紹介】
鈴木 董(すずき ただし)
1947年生まれ。
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。法学博士。
専攻はオスマン帝国史だが比較史・比較文化にも深い関心を持つ。
83年より東京大学東洋文化研究所助教授、91年より同教授、2012年より東京大学名誉教授。トルコ歴史学協会名誉会員。
著書に、『オスマン帝国の権力とエリート』『オスマン帝国とイスラム世界』(ともに東京大学出版会)、『オスマン帝国―イスラム世界の「柔らかい専制」』(講談社現代新書)、『文字と組織の世界史―新しい「比較文明史」のスケッチ』(山川出版社)、『文字世界で読む文明論―比較人類史七つの視点』(講談社現代新書)、『食はイスタンブルにあり―君府名物考』(講談社学術文庫)など。
岡本隆司(おかもと たかし)
1965年生まれ。
京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(文学)。
京都府立大学教授。専攻は東洋史・近代アジア史。
著書に『近代中国史』(ちくま書房)、『近代中国と海関』『属国と自主のあいだ』(ともに名古屋大学出版会。前著で大平正芳記念賞、後著でサントリー学芸賞受賞)、『中国の誕生』(名古屋大学出版会。アジア・太平洋賞特別賞・樫山純三賞受賞)、『中国の論理』(中公新書)、『世界史序説』(ちくま新書)、『「中国」の形成』(岩波新書)など。
<注意事項>
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