国ってなんのためにあるのか? ほんとうに必要なのか――人類学の視点から常識を問い直し、自分たちの手で身の回りの問題を解決していく世界各地の実例と、これからの社会の可能性がつまった希望の書『くらしのアナキズム』。
その刊行を記念して、著者で人類学者の松村圭一郎さんと作家・柴崎友香さんによるトークイベントを開催いたします。
他者とどう関係を築き、くらしていくのか?
これまで数々の作品で、「贈り物」や「ご近所づきあい」など、煩わしくも私たちのくらしを支えている人間関係のリアルを描いてこられた柴崎さんとともに、制度やシステムの依らない「自立と共生」のヒントを探ります。
【プロフィール】
松村 圭一郎 (まつむら・けいいちろう)
1975年熊本生まれ。
岡山大学文学部准教授。専門は文化人類学。
所有と分配、海外出稼ぎ、市場と国家の関係などについて研究。
著書に『うしろめたさの人類学』(ミシマ社、第72回毎日出版文化賞特別賞)、『はみだしの人類学』(NHK出版)、『これからの大学』(春秋社)など、共編著に『文化人類学の思考法』(世界思想社)、『働くことの人類学』(黒鳥社)。
柴崎 友香 (しばさき・ともか)
1973年大阪生まれ。
2000年に初の単行本『きょうのできごと』を上梓(2004年に映画化)。
2007年に『その街の今は』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、織田作之助賞大賞、咲くやこの花賞、2010年に『寝ても覚めても』で野間文芸新人賞(2018年に映画化)、2014年『春の庭』で芥川賞を受賞。
他の小説作品に『百年と一日』『待ち遠しい』『千の扉』『公園へ行かないか? 火曜日に』『パノララ』『わたしがいなかった街で』『ビリジアン』『虹色と幸運』、エッセイに『よう知らんけど日記』『よそ見津々』岸政彦との共著『大阪』など著書多数。
【参加条件】
イベントチケット予約・販売サービス「Peatix」にて、いずれかの対象商品をご購入いただいたお客様がご参加いただけます。
【対象商品】
・イベント参加券 1,300円(税込)
・書籍『くらしのアナキズム』(ミシマ社・1,980円/税込)+イベント参加券(1,000円/税込)+送料(500円/税込) セット 3,480円(税込)
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受付締め切り: 2021年10月25日(月) 19:00まで
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