B&B(下北沢)
イベント開催日: 2015年11月12日(木)
「太陽光だけでロックフェスをやろうぜ」と言い出したバンドマンがいます。
その名は佐藤タイジ。シアターブルックのギター&ボーカルとして20年にわたって活躍している彼は、別名を「フェス番長」と言います。
90年代以降盛り上がりをみせるロックフェスでは、いつもミュージシャンたちの中心にいることから、「太陽みたいな人」と尊敬し、慕うアーティストも少なくありません。
そんな佐藤タイジが、2011年の原発事故をきっかけに、「電気をつくって、それで音楽を楽しむことはできないのだろうか」と考え、たどりついた結論が、「すべての電気をソーラーパネルで発電し、ロックフェスをやる」ということでした。
この突拍子もないアイデアを聞いた多くのミュージシャンの賛同を受けて、2012年12月に日本武道館での「太陽光発電による夢のロックフェス」が実現したのです。
http://solarbudokan.com/2012/
翌年からは「フォークジャンボリー」で知られる岐阜県中津川の特設会場に500枚以上のソーラーパネルとステージを組み、毎年2日間にわたるフェスを実現させています。
その名も「中津川THE SOLAR BUDOKAN」。
今年も9月末に約2万人を集めて開催されました。
http://solarbudokan.com/2015/
この「3・11以降の新しいカルチャー」をルポしたのが、『太陽のひと』(ころから刊)です。
今回は、その著者、朴順梨さん(『離島の本屋』の著者として知られます)が聞き手となって、佐藤タイジさんに「ソーラー武道館」の魅力と今後についてお話いただきます。
原発に「ノー」を言うだけでなく再生エネルギーに「イエス」を言いたい人、「中津川」に出演したバンドのファン、そして佐藤タイジに魅了されるすべての人にお越しいただきたいトークイベントです。
出 演:佐藤タイジ(ミュージシャン)
朴順梨(ライター)
時 間:20:00~22:00 (19:30開場)
場 所:本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料:1500yen + 1 drink order