【ジュンク堂 池袋本店】
【内容紹介】
『サブカルチャーを消費する』では、アニメ・漫画を中心とするサブカルチャーが年少者のものとして消費されていくようになった経緯を、20世紀前半のミッキーマウスの移入、1950、60年代の戦記漫画、バレエ漫画の展開、1970年代以降のコミックマーケットの展開といういくつかの歴史的展開点を軸に描きだしました。
それを土台として、『アニメと戦争』の著者であリ、アニメーション評論家でもある藤津亮太氏をお招きし、『鬼滅の刃』や『進撃の巨人』、『新世紀エヴァンゲリオン』などに触れながらアニメや漫画が、いかに消費されてきて、またこれからいかに消費されていくのかを探ります。
【講師紹介】
貞包英之(さだかね・ひでゆき)
1973年生まれ。
東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学、現在、立教大学社会学部現代文化学科教授。
専門は社会学、消費社会論、歴史社会学。
著書に『地方都市を考える――「消費社会」の先端から』(花伝社、2015年)、『消費は誘惑する 遊郭・白米・変化朝顔――一八、一九世紀日本の消費の歴史社会学』(青土社、2015年)、共著に『自殺の歴史社会学――「意志」のゆくえ』(青弓社、2016年)、『多様な子どもの近代――稼ぐ・買われる・消費する年少者たち』(青弓社、2021年)など。
藤津亮太(ふじつ・りょうた)
アニメ評論家。
1968年生まれ。
新聞記者、週刊誌編集を経て、2000年よりフリー。
雑誌・WEB媒体・BDブックレットのほかTV・ラジオなど各種媒体で活動中。
主な連載に『アニメの門V』(アニメ!アニメ!)、主な出演番組に『アフター6ジャンクション』(TBSラジオ)、『TOROアニメーション総研』(SBSラジオ)がある。
主な著書は『ぼくらがアニメを見る理由 2010年代アニメ時評』(フィルムアート社)、『アニメと戦争』(日本評論社)、『アニメの輪郭』(青土社)など。
東京工芸大学非常勤講師。
<注意事項>
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