2021年12月20日(月)

『お金のむこうに人がいる』(ダイヤモンド社)刊行記念  田内学 × 岸田奈美 × 近内悠太 トークイベント 「なぜ、お金持ちは恨まれるのか? 〜損得勘定の倫理学〜」

日程:2021年12月20日 (月)
時間:19:00〜20:30
開場:18:30〜
料金:1,540円(税込)
定員:60名
会場:本店 大教室

田内学さんの著書『お金のむこうに人がいる』の刊行を記念し、トークイベントを開催いたします。

田内さんはゴールドマン・サックスで16年間金利トレーダーとして勤め、一度の取引額が時に数千億円にのぼる巨額のトレードを繰り返したのちに退職。「経済から”人”の存在が薄れているのではないか?」という問題意識から、本書を出版されました。

今回は、家族・福祉などをテーマにエッセイを綴り、「全財産を使って外車買ったら、えらいことになった」「弟が大金を稼いだので、なにに使うかと思ったら」などのnote記事で話題を呼んだ人気作家の岸田奈美さんと、『世界は贈与でできている』で「資本主義社会における交換と贈与」を解き起こした哲学研究者の近内悠太さんをゲストにお迎えします。

お三方には、「お金」そのものではなく、「お金を通して交わされるもの」を見つめている、という共通点があります。そこで今回、私たちはお金とどう向き合うべきなのか、お金の稼ぎ方や使い方で人生や社会はどう変わりうるのか、について語り尽くしてもらいます。

「お金」についてモヤモヤとした悩みを抱えていらっしゃる方、そして御三方にご興味のある方、この機会にぜひ足をお運びください!

※大事なお知らせ
・手洗い・うがい、自宅を出る前に体温測定のご協力を必ずお願いいたします。 熱がある場合、体調に異変を感じる場合は参加をお控えください。返金いたしますので、その旨をお伝えください。 また入り口での手の消毒、マスクの着用を必須といたします。マスクを着用されていない場合、会場に入れませんのでご注意ください。
・お席は間隔を空けて、お座りいただく形です。

田内学 たうち・まなぶ
1978年生まれ。東京大学入学後、プログラミングにはまり、国際大学対抗プログラミングコンテストアジア大会入賞。 同大学院情報理工学系研究科修士課程修了。 2003年ゴールドマン・サックス証券株式会社入社。 以後16年間、日本国債、円金利デリバティブ、長期為替などのトレーディングに従事。 日銀による金利指標改革にも携わる。 2019年退職。現在は子育てのかたわら、中高生への金融教育に関する活動を行っている。2021年初の著書『お金のむこうに人がいる』を上梓。

岸田奈美 きしだ・なみ
作家。1991年生まれ、兵庫県神戸市出身、関西学院大学人間福祉学部社会起業学科2014年卒。 在学中に株式会社ミライロの創業メンバーとして加入、10年に渡り広報部長を務めたのち、作家として独立。 世界経済フォーラム(ダボス会議)グローバルシェイパーズ。 Forbes 「30 UNDER 30 JAPAN 2020」「30 UNDER 30 Asia 2021」選出。 著書に『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(小学館)、『もうあかんわ日記』(ライツ社)、 2021年10月、最新刊『傘のさし方がわからない』(小学館)を発売。

近内悠太 ちかうち・ゆうた
1985年神奈川県生まれ。教育者。哲学研究者。慶應義塾大学理工学部数理科学科卒業、日本大学大学院文学研究科修士課程修了。専門はウィトゲンシュタイン哲学。リベラルアーツを主軸にした統合型学習塾「知窓学舎」講師。『世界は贈与でできている』(NewsPicksパブリッシング刊)で第29回山本七平賞・奨励賞を受賞。

書籍情報
『お金のむこうに人がいる -元ゴールドマン・サックス金利トレーダーが書いた予備知識のいらない経済新入門』
著者:田内学
出版社:ダイヤモンド社
定価:1600円+税

『傘の差し方がわからない』
著者:岸田奈美
出版社:小学館
定価:1300円+税

『世界は贈与でできている 資本主義の「すきま」を埋める倫理学 』
著者:近内悠太
出版社:NewsPicksパブリッシング
定価:1800円+税

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