2022年1月17日(月)

牧野篤 × 山道拓人 × 千葉元生 × 西山佳孝 × 熊井晃史トークイベント「雑談が生まれる場所のつくり方」 『公民館のしあさって』(ボーダーインク)刊行記念


『公民館のしあさって』の執筆メンバーである教育学者の牧野篤先生は、公民館の仕事は「雑談をすること」と言います。
曰く、何気ない雑談を通して、個人が地域や社会のなかで目的を持つことができたり、その目的を実現するための足がかりを得ることできたりする。
とするならば、公民館は「雑談が生まれる場所」と言い換えることができます。
そして、そのような場所と時間こそが、今の社会で不足しているものの1つなのかもしれません。
ではどうしたらよいのでしょうか?
雑談が生まれやすい場所はどのようなものなのでしょうか?
そのような問いを起点に、牧野先生と同執筆メンバーの建築家であるツバメアーキテクツの山道拓人さん、千葉元生さんをお招きして、「雑談」していきます。
書籍の内容紹介にはとどまらないこぼれ話の会に、是非お集まりください。

▼当日の進行
①書籍概要について
②「雑談」の可能性と必要性?
③「雑談」が生まれる場所って?
④Q&A

※大事なお知らせ
・手洗い・うがい、自宅を出る前に体温測定のご協力を必ずお願いいたします。 熱がある場合、体調に異変を感じる場合は参加をお控えください。返金いたしますので、その旨をお伝えください。 また入り口での手の消毒、マスクの着用を必須といたします。マスクを着用されていない場合、会場に入れませんのでご注意ください。
・お席は間隔を空けて、お座りいただく形です。

【プロフィール】
牧野篤(まきのあつし)
東京大学大学院・教授。愛知県生まれ。博士(教育学)。
名古屋大学助教授・教授を経て、2008年より現職。
2013年—20年、東京大学高齢社会総合研究機構副機構長併任。
2020年より、一般財団法人人生100年社会デザイン財団代表理事。
中央教育審議会生涯学習分科会委員。
専門の研究領域は、社会教育学・生涯学習論で、人が生活の営みを続け、成長していくことに現れるさまざまな事象を通して、社会のあり方を考え、人が幸せに暮らすために何ができるのかを考えること、とくにコミュニティの自律と住民の学習とのかかわりに関心がある。
各地の自治体と共に公民館の調査や住民と一緒に草の根からの公民館活動を活発化することで多世代交流型コミュニティの形成を行う。

山道拓人氏・千葉元生氏(ツバメアーキテクツ)
ツバメアーキテクツは、山道拓人、千葉元生、西川日満里が共同主宰する設計事務所。2013年設立。
空間の設計をする「DESIGN」と、空間が成立する前の枠組みや完成後の使い方・展開を思考し、研究リサーチを行う「LAB」の二部門を掲げて活動を行なう。
二部門を循環させるようにプロジェクトに取り組むことで、「今、ここに、どんな空間をつくるべきなのか」その前提から考え、更新していくように設計活動を行っている。

西山佳孝(にしやまよしたか)
株式会社タウンキッチン・取締役(東京)、株式会社Encounter Japan(Mexico)他。
大学在学中よりNPO法人を設立、地方創生を軸としてデザインを用いた教育プログラムづくりなど、多くの事業を立ち上げる。
大学自主退学後、株式会社設立や取締役を経て、霞ヶ関へ。
その後、九州を中心とする公益財団法人ネイチャリング財団において事務局長として、社会起業家等の起業家人材の育成に携わり、現在に至る。
経済産業省・派遣専門家、独立行政法人国立高等専門学校機構デザインコンペティション・審査委員長、鹿児島県庁・観光アドバイザー、東村山市空家対策協議会・委員など多数役職を兼務。
直近では、日墨ソーシャルアントレプレナー交流事業(国際交流基金)において、メキシコに滞在するなど、海外プロジェクトにも積極的に参画。
本書籍の著者と編集とプロジェクトマネジメントも努める。

熊井晃史(同書籍編集)
個人事業主、G A K U・事務局長、とをが・共同主宰、ペンギン島の人、東京学芸大こども未来研究所・教育支援フェロー。
これまでに、NPO 法人CANVAS のプロデューサー・クリエイティブディレクター、青山学院大学社会情報学部ワークショップデザイナー育成プログラム・オンライン講座講師、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科・研究員を兼務し、2017年6月より独立。
現在、子ども・街・遊びなどをキーワードとしたワークショップやプロジェクトのコンセプトデザインからディレクションまで幅広く手がけている。

日程 | 2022年1月17日 (月曜)
時間 | 19:00 – 20:30 開場 18:30 –
料金 | 1,540円(税込)
定員 | 60名
会場 | 本店 大教室

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