青山ブックセンター本店(表参道)
イベント開催日: 2015年12月1日(火) 19:00〜
「世界文学最高作」と言われる未完の傑作「カラマーゾフの兄弟」が、なんと19世紀末ロシアから現代日本に舞台を移し完結する。
著者初小説となる本書は、ドストエフスキーとの驚愕のコラボレーションから生まれたノンストップ・ミステリー巨篇だ。あの『カラ兄』をまだ読んでない人も、途中で挫折した人も、『カラ兄』を読むまえに読んで、絶好のカラマーゾフ入門にしてほしい一冊。
小説の舞台となる1995年はオウムによる地下鉄テロの起きた年。「教団X」の中村文則氏と、『カラ兄』の名訳で知られる亀山氏が、『新カラ』の“謎”を通してカラマーゾフ家の“謎”へと迫る、迫真のトークセッション!
終了後、亀山郁夫氏のサイン会も開催。
*当日はマスコミ取材が入る可能性がございますので、ご了承ください。
亀山 郁夫 かめやま・いくお
1949年栃木県生れ。ロシア文学者。名古屋外国語大学学長。『磔のロシア』で大佛次郎賞、『謎とき『悪霊』』で読売文学賞。ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』の新訳はミリオンセラーとなり、本国ロシアからプーシキン賞を贈られた。『磔のロシア』『謎とき『悪霊』』他著書多数。
中村 文則 なかむら・ふみのり
1977年愛知県生まれ。2002年『銃』で新潮新人賞を受賞しデビュー。04年『遮光』で野間文芸新人賞、05年『土の中の子供』で芥川賞、10年『掏摸(スリ)』で大江健三郎賞を受賞。『掏摸(スリ)』はアメリカをはじめ各国で翻訳され、ウォール・ストリート・ジャーナル紙で12年のベスト10小説にも選ばれた。14年、日本人として初めてDavid L.Goodis賞(米)を受賞。
日程:2015年12月1日 (火)
時間:19:00~20:30(開場18:30~)
料金:1,080円(税込)
定員:110名様
会場:本店 大教室
お問合せ先
青山ブックセンター 本店
03-5485-5511 (10:00~22:00)
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