身近なものを観察し、スケッチしてみる。
問題を発見して、アイデアで突破する。
まだ世界にないものを作ってみる。
デザイナーの誕生から大量生産、その後は「一人ひとりのため」のデザインへ。
物作りの根幹とこれから、そして「一人ひとりがデザインする」ための連続講義を書籍化した『だれでもデザイン』。
本書の刊行を記念して、著者の山中俊治さんと、ブックデザインを手掛けた寄藤文平さんが、絵を描く時の視点や、アイデアが生まれる瞬間、物作りについて大事にしていることなどをお話しします。
Suicaの改札機、美しい義足。新しい技術と人間のより良い出会いを考え続けてきたプロダクトデザイナーである山中俊治さん。
イラスト、広告、ブックデザインなど様々な場所で、人に届くかたちを考案されているグラフィックデザイナーの寄藤文平さん。
絵を描くふたりのデザイナーは、どんなふうに物を見て、絵を描いて、アイデアを生み出しているのか。
共感を集めて人に届けるとき、どういうことを考えているのか。
物作りをしている人も、していない人にも、何かを考える時のヒントに満ちた楽しい時間になると思います。
ぜひ遊びに来てください。
※感染状況によっては、会場での開催を中止(返金)し、オンライン(zoom)に変更する場合がございます。ご了承ください。
※大事なお知らせ
・手洗い・うがい、自宅を出る前に体温測定のご協力を必ずお願いいたします。 熱がある場合、体調に異変を感じる場合は参加をお控えください。返金いたしますので、その旨をお伝えください。 また入り口での手の消毒、マスクの着用を必須といたします。マスクを着用されていない場合、会場に入れませんのでご注意ください。
・お席は間隔を空けて、お座りいただく形です。
【プロフィール】
寄藤文平(よりふじ・ぶんぺい)
アートディレクター・グラフィックデザイナー・イラストレーター。
1973年長野県生まれ。
JTのマナー広告「大人たばこ養成講座」や東京メトロ「家でやろう。」シリーズのポスターが話題に。
2000年に有限会社文平銀座設立。
著書に『死にカタログ』(大和書房)、『元素生活』(化学同人)、『ラクガキ・マスター』『絵と言葉の一研究』(共に美術出版社)、『デザインの仕事』(講談社)などがある。
山中俊治(やまなか・しゅんじ)
1957年、愛媛県生まれ。
デザインエンジニア/東京大学生産技術研究所・東京大学大学院情報学環教授。
デザイナーとして腕時計から鉄道車両に至る幅広い工業製品をデザインする一方、研究者としてロボットや義足の開発に携わる。
著書に『フューチャー・スタイル』(アスキー)、『デザインの骨格』(日経BP社)、『カーボン・アスリート』(白水社)、『デザインの小骨話』(日経BP社)などがある。
【書籍情報】
『だれでもデザイン』
みんなのためのデザインから、一人ひとりのためのデザインへ。
偶然の出会いを大切に、隣の人の脳みそも借りて。
スケッチして、観察して、アイデアを伝え合う。
Suicaの改札機、美しい義足。
人間と新しい技術の関係を考えつづけてきたデザイナーが中高生に語る、
物づくりの根幹とこれから。
「才能とは無関係。誰もが身につけられる方法を話します」
・まわりのものをよく見る(本当に見てる?)
・言語としてのスケッチは確実に上達する
・楕円が描ければ、人工物も、自然物もなんでも描ける!
・ものを作るために、作り方を発明する
・「誰も見たことがないもの」を描く
・アイデアが生まれる瞬間に触れる
・「ひとりのため」のデザインが未来を開く
人間がなにかを作ることの意味を、作りながら手で考える。
本書で、一緒に手を動かしながら、体感してみてください。
日程 | 2021年1月22日 (土)
時間 | 14:00〜15:30 開場13:30〜
料金 | 1,540円(税込)
定員 | 70名
会場 | 本店 大教室