「読書室」を主宰する三砂慶明さんが初の著書『千年の読書』を上梓しました。
なぜ人生には本が必要なのか。
そのことを本棚から考えた書店員による読書エッセイです。
中島岳志さんは、政治学者です。
歴史、思想、宗教、出版文化にとどまらず、『秋葉原事件』のように、現代の私たちにとって本質的な問題とは何なのか、を学問の領域をこえて、問い続けてきました。
仏教にも造詣が深い中島岳志さんが、『「利他」とは何か』に続き、『思いがけず利他』を上梓されました。中島さんは、一見すると正反対に思える「利己」と「利他」が、メビウスの輪のようにつながっていると説きます。
さらに、「利他」と「偶然」は強くつながっているのではないか、と問います。
膨大な資料を集め、読み、書きつづけられてきた中島さんに、三砂慶明さんが、読書がもたらす偶然性と、現代社会を生き延びるためのヒントについて、さまざまな書物を通して語り合います。
※会場には三砂慶明さんのみご来場されます。中島岳志さんはリモート参加となります。
【開催要項】
※ご参加にはご予約が必要です。最下段の予約受付カレンダーでお申し込みください。また、八重洲ブックセンター本店での対象書籍『千年の読書』(税込1,980円、1/14発売予定)の購入が必須となります。他店でのご購入ではご参加いただけません。
・トーク終了後、ご希望の方には、対象書籍に三砂さんのサインが入ります。
・当日のイベント内容、イベント風景の撮影・録音・録画はできません。
■登壇者プロフィール
中島 岳志(なかじま たけし) ※リモート参加
1975年、大阪生まれ。
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。学術博士(地域研究)。
2005年『中村屋のボース』で、大仏次郎論壇賞、アジア太平洋賞大賞を受賞。
北海道大学大学院准教授経て、現在、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。
著書に『ナショナリズムと宗教』、『秋葉原事件』、『「リベラル保守」宣言』、『血盟団事件』、『岩波茂雄』、『アジア主義』、『親鸞と日本主義』、『保守と立憲』、『超国家主義』『自民党』などがある。
三砂慶明(みさご よしあき)
1982年、兵庫県生まれ。
大学卒業後、株式会社工作社などを経てカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社入社。
梅田 蔦屋書店の立ち上げから参加。これまでの主な仕事に同書店での選書企画「読書の学校」やNHK文化センター京都教室の読書講座にて「人生に効く!極上のブックガイド」などがある。
「WEB 本がすき。」(光文社)などで読書エッセイを連載。
本と人とをつなぐ「読書室」主宰。
【日時】
2022年1月22日 (土)
14:00~15:30(開場13:30)
【会場】
本店 8F ギャラリー
【募集人員】
40名 (満席になり次第、受付を終了いたします)
【申込方法】
下記の予約受付カレンダーにて、当イベントを選択いただき、予約フォームに必要事項をご記入のうえ、送信してください。
※返信メールは下記のアドレスから送信されます。こちらのアドレスからのメールを、受け取れる状態にしておいてください。
reservation@airrsv.net
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ご来場の際はマスクの着用をお願いいたします。また会場内ではマスクの常時着用をお願いします。
※会場入口にて、ご入場時の検温・消毒にご協力ください。37.5℃以上の方の入場はお断りしています。また、会場内ではお客様同士の距離を保ち、会話・飲食はご遠慮ください。
※社会情勢等により、開催中止とさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
【主催】
八重洲ブックセンター (協賛:誠文堂新光社)