2021年10月に、景山洋平さんの新刊『「問い」から始まる哲学入門』が光文社より発売されました。
「存在」とは何か。「私が私である」とはどういうことか。そもそも「問い」とは何なのか、などなど。
哲学は2600年に渡り、問いを重ねてきました。本書はそうした哲学の問いの歩みを辿り、哲学の世界と私たちの日常を近しく感じさせてくれる一冊です。
この刊行を記念して、トークイベントを開催します。
出演は著者の景山洋平さん、ゲストに愼允翼さん、鈴木泉さんをお迎えします。
愼允翼さんは、東京大学文学部在籍の学生です。
景山さんの授業を受講したことから思想・哲学研究に興味を持ち、自分から切り離すことのできない障害というアイデンティティから研究を試みています。
鈴木泉さんは東京大学大学院人文社会系研究科の教員で、景山さんの新著にも影響を与えているそうです。
また、愼さんは、鈴木さんから薫陶を受けて自身の研究の基盤を作り上げたそうです。
イベントでは、哲学の問いと、社会の分断、とりわけマイノリティ/マジョリティの分断についてお話しいただきます。
どうぞ、お楽しみに!
【出演者プロフィール】
景山洋平(かげやま・ようへい)
1982年、三重県生まれ。
東京大学文学部哲学科卒業、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。
日本学術振興会特別研究員、東京大学大学院総合文化研究科・教養学部専任講師を経て、現在、関西学院大学大学院文学研究科・文学部准教授を務める。
専門は現象学、解釈学、近代日本哲学を中心とし、現代における存在論と人間論の再構築を目指している。
著書に『出来事と自己変容 ハイデガー哲学の構造と生成における自己性の問題』(創文社)がある。
愼允翼(しん・ゆに)
千葉県生まれ。
東京大学文学部人文学科哲学専修課程在籍中。
駒場時代に景山洋平さんの演習講義に出席し、思想・哲学研究に惹かれる。
重度身体障害を抱え、24時間介助を受けながら生活する自己の身体を通して、18世紀フランス思想をいかに現代に蘇らせるか、大学院にて研究予定。
鈴木泉(すずき・いずみ)
1963年、宮城県仙台市生まれ。
東京大学大学院人文社会系研究科教員。
今秋刊行開始予定の『スピノザ全集』(全七巻、岩波書店)の編集委員を務める。
【配信での参加につきまして】
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20:00~22:00 (19:30オンライン開場予定)
【開催場所】
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【入場料】
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■書籍つき配信参加:1,650yen+『「問い」から始まる哲学入門』924yen(いずれも税込)
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