2022年1月29日(土)

磯野真穂 × 松本卓也「“正しさ”は病いを治せるか?」 『他者と生きる リスク・病い・死をめぐる人類学』(集英社)刊行記念

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快適な暮らしのために提示される数々のリスク管理と、健康を得るためのハウツー。

「自分らしくあれば良い」という声援。

どれももっともらしいけれど、これらは「この私」の救済に本当になりうるのでしょうか。

人類学の知見を用い、他者と生きる人間の在り方を根源から問うたのが、人類学者・磯野真穂さんの新刊『他者と生きる リスク・病い・死をめぐる人類学』です。

この刊行記念トークイベントに、著者の磯野さんと、精神医学者の松本卓也さんをお迎えします。

研究会などで言葉を交わしているお二人ですが、じつは磯野さんの新刊の第1章は、松本さんの何気ない一言にインスパイアされて書かれたそう。

当日は、本には書かれていないそのような部分も含め、本書の副題にあるリスク、病い、死、そしてタイトルである「他者と生きる」ことについて、新型コロナウイルスの感染拡大とも絡めながら縦横無尽に語っていきます。ぜひお気軽にご参加ください。

【出演者プロフィール】
磯野真穂(いその・まほ)
人類学者。専門は文化人類学、医療人類学。
2010年早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。
早稲田大学文化構想学部助教、国際医療福祉大学大学院准教授を経て2020年より独立。
著書に『なぜふつうに食べられないのか-―拒食と過食の文化人類学』(春秋社)、『医療者が語る答えなき世界――「いのちの守り人」の人類学』(ちくま新書)、『ダイエット幻想――やせること、愛されること』(ちくまプリマ―新書)、共著に『急に具合が悪くなる』(晶文社)がある。

松本卓也(まつもと・たくや)
1983年、高知県生まれ。高知大学医学部卒業。
自治医科大学大学院医学研究科博士課程修了。博士(医学)。
現在、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。専門は、精神病理学。
主な著書に、『創造と狂気の歴史 プラトンからドゥルーズまで』 (講談社選書メチエ)、『人はみな妄想する』(青土社)、『享楽社会論』(人文書院)、『〈つながり〉の現代思想』(共編、明石書店)、『症例でわかる精神病理学』(誠信書房)など。主な訳書に、ヤニス・スタヴラカキス『ラカニアン・レフト』(共訳、岩波書店)などがある。
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