「いいものをつくる、とは何か?」を全体テーマとし、毎号、斬新な装丁や販売方法をとおして特集に関連した問題提起を行なう雑誌『広告』。
その最新号では「虚実」を特集。嘘と本当、フィクションとリアリティ、イメージと実体、バーチャルとフィジカル、心と体、形而上と形而下……。
虚と実を二項対立ではなく、混ざり合い作用し合う“化合物”と捉えたとき、何が見えてくるのか。
全24記事をとおして、不確かで多様な現実やもののあり方について様々な視点を投げかけています。
今回、発売を記念して、『広告』最新号の巻頭対談「虚実と世界」に登場した哲学者・清水高志さんをゲストに迎え、『広告』編集長・小野直紀さんとともに巻頭対談の続編となるオンライン・トークイベントを開催いたします。
トークテーマは「続・虚実と世界 〜 アニミズムと世界認識」
『広告』最新号での対談、清水さんの近著『今日のアニミズム』の内容を踏まえつつ、哲学や文化人類学の観点から現代における世界認識のあり方について語り合います。
※WEB会議ツール「Zoom」を使用して実施します。passmarket-master@mail.yahoo.co.jp(配信専用アドレス)より前日21時過ぎと当日18時過ぎにウェビナー登録のURLをお送りします。どちらかで登録をお願いいたします。(URLの共有は禁止いたします。)
※インターネットに接続したパソコンや、タブレット端末、スマートフォンが必要になります。
※スマートフォン、タブレット端末の場合、事前に「Zoom」のアプリダウンロードが必要です。
【プロフィール】
清水 高志 (しみず たかし)
東洋大学教授。
井上円了哲学センター理事。
専門は哲学、情報創造論。
主な著書に『実在への殺到』(水声社、2017年)、『ミシェル・セール──普遍学からアクター・ネットワークまで』(白水社、2013年)。主な訳書にミシェル・セール『作家、学者、哲学者は世界を旅する』(水声社、2016年)、G.W.ライプニッツ『ライプニッツ著作集 第Ⅱ期 哲学書簡──知の綺羅星たちとの交歓』(共訳、工作舎、2015年)など。
共著に『今日のアニミズム』(以文社、2021年)などがある。
小野 直紀(おの なおき)
『広告』編集長。
クリエイティブディレクター/プロダクトデザイナー。
2008年博報堂に入社後、空間デザイナー、コピーライターを経てプロダクト開発に特化したクリエイティブチーム「monom(モノム)」を設立。
社外では家具や照明、インテリアのデザインを行うデザインスタジオ「YOY(ヨイ)」を主宰。
2019年より博報堂が発行する雑誌『広告』の編集長を務める。
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日程 | 2022年3月19日 (土)
時間 | 19:00〜20:30
料金 | 1540円(税込)
定員 | 300名
会場 | Zoom