古代の孔子や荘子から近現代の新儒家まで、数千年にわたって哲学者たちが織りなしてきた中国哲学の歴史をひもとき、世界史の視点をもふんだんに織り込んだ、21世紀の『中国哲学史』がここに誕生しました。
中国哲学・世界哲学研究を牽引する中島隆博さんの長年のお仕事が一冊にまとまり、その刊行を記念したトークイベントを開催します。
今回のイベントでは、スピノザやジル・ドゥルーズをはじめとする哲学研究が注目される國分功一郎さんお迎えし、西洋と東洋の枠を飛びこえ、哲学の愉しさや中国哲学の魅力について、日常のことばでみなさんとともに考えます。
数千年という時間のなかで、「世界」「人間」「学知」を探究し、その概念を鍛えてきた中国哲学。
複雑系をなして立ちはだかる現代中国、不安が広がる現代社会を考えるうえで、それは重要な手がかりとなるでしょう。
現代日本で活躍する哲人お二人の交わりをお見逃しなく!
このイベントはオフライン(代官山 蔦屋書店内)とオンライン同時開催イベントです。
お申し込み時に、来店参加orオンライン参加のいずれかをお選び頂き、ご参加下さい。
【プロフィール】
中島 隆博 (なかじま・たかひろ)
1964年高知県生まれ。
東京大学法学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科中国哲学専攻博士課程中途退学。
中国哲学・世界哲学研究者。
東京大学大学院総合文化研究科准教授などを経て、2014年より東京大学東洋文化研究所教授、2020年より東京大学東アジア藝文書院院長。
著書『ヒューマニティーズ 哲学』(岩波書店)『共生のプラクシス』(東京大学出版会、第25回和辻哲郎文化賞)、『悪の哲学』(筑摩選書)、『思想としての言語』(岩波現代全書)、『危機の時代の哲学』(東京大学出版会)。
共著『全体主義の克服』(集英社新書)。
編著『世界哲学史』全8巻+別巻(ちくま新書、共編)、『人の資本主義』(東京大学出版会)。
共訳書、アンヌ・チャン『中国思想史』(知泉書館)、フランソワ・ジュリアン『道徳を基礎づける』(講談社学術文庫)。
國分 功一郎 (こくぶん・こういちろう)
1974年千葉県生まれ。
東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。
専門は哲学・現代思想。
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部准教授。
著書『スピノザの方法』(みすず書房)、『暇と退屈の倫理学』(朝日出版社、第2回紀伊國屋じんぶん大賞、増補新版:太田出版、文庫版:新潮文庫)、『ドゥルーズの哲学原理』(岩波現代全書)、『来るべき民主主義』(幻冬舎新書)、『近代政治哲学』(ちくま新書)、『中動態の世界』(医学書院、第16回小林秀雄賞)、『原子力時代における哲学』(晶文社)、『はじめてのスピノザ』(講談社現代新書)。
共著『言語が消滅する前に』(幻冬舎新書)。
訳書、ジャック・デリダ『マルクスと息子たち』(岩波書店)、ジル・ドゥルーズ『カントの批判哲学』(ちくま学芸文庫)。
【参加条件】
イベントチケット予約・販売サービス「Peatix」にて、いずれかの対象商品をご購入いただいたお客様がご参加いただけます。
【対象商品】
・イベント [来店参加] 券(1,300円/税込) ※限定20名様
・イベント [オンライン参加] 券(1,300円/税込)
・書籍『中国哲学史』(中央公論新社・1,155円/税込)+イベント [オンライン参加] 券(1,000円/税込)+送料(500円/税込) セット 2,655円(税込)
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受付締め切り: 2022年3月23日(水) 19:00まで
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