八重洲ブックセンター本店(東京駅)
イベント開催日: 2015年12月9日(水) 19:00〜
シベリア強制収容所で極限状況を体験し、生きることの根底を厳しく問い続けた詩人・石原吉郎。
シベリア抑留者の父をもつ詩人の野村喜和夫さんが、石原の言葉の力に迫った力作評論を、石原の生誕百年となる今年11月に上梓しました。
石原の投稿詩を最初に評価し、詩壇にデビューするきっかけをつくった谷川俊太郎さんをお招きして、当時のことや、石原との思い出などをお聞きしながら、3・11後、私たちをひきつけてやまない石原吉郎の詩の魅力や、今改めて石原吉郎を読む意味について深く語り合います。
詩の朗読も予定された、とても貴重で豪華な対談をお楽しみください!
日時:2015年12月9日 (水) 19時00分~(開場:18時30分)
会場:本店 8F ギャラリー
参加費:500円(当日会場入口にてお支払いください)
募集人員:80名(申し込み先着順) ※定員になり次第、締め切らせていただきます。
▼申込方法:
1階カウンターにてお申し込みください。参加整理券を差し上げます。
また、お電話によるお申し込みも承ります。(電話番号:03-3281-8201)
(参加整理券1枚につき、お1人のご入場とさせていただきます。)
▼サイン会対象書籍 :
以下の3点を当日会場にて販売いたします。当日ご購入の書籍が対象となります。
(お持ち込みの本・色紙・グッズ等へのサインはできません)
野村喜和夫さん 『証言と抒情』(白水社、本体2,500円+税)
谷川俊太郎さん 『あたしとあなた』(ナナロク社、本体2,000円+税)
『詩に就いて』(思潮社、本体1500円+税)
サインはそれぞれの著者につき1冊(谷川さんはいずれか1冊)、計2冊に限らせていただきます。
主催:八重洲ブックセンター
協賛:白水社
野村喜和夫 (のむら きわお)
1951年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部日本文学科卒業。詩人。小説・批評・翻訳なども手がける。著訳書多数。詩集『特性のない陽のもとに』(思潮社)で第4回歴程新鋭賞、『風の配分』(水声社)で第30回高見順賞、『ニューインスピレーション』(書肆山田)で第21回現代詩花椿賞、評論『移動と律動と眩暈と』(書肆山田)および『萩原朔太郎』(中央公論新社)で第3回鮎川信夫賞、『ヌードな日』(思潮社)および『難解な自転車』(書肆山田)で第50回藤村記念歴程賞、英訳選詩集『Spectacle & Pigsty』(Omnidawn)で2012 Best Translated Book Award in Poetry (USA)。
谷川俊太郎 (たにかわ しゅんたろう)
1931年東京都生まれ。詩人。52年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。 62年「月火水木金土日の歌」で第四回日本レコード大賞作詞賞、 75年『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、 82年『日々の地図』で第34回読売文学賞、 93年『世間知ラズ』で第一回萩原朔太郎賞、2010年『トロムソコラージュ』で第一回鮎川信夫賞など、受賞・著書多数。 詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表。 近年では、詩を釣るiPhoneアプリ『谷川』や、 郵便で詩を送る『ポエメール』など、 詩の可能性を広げる新たな試みにも挑戦している。