B&B(下北沢)
イベント開催日: 2015年12月23日(水) 14:00〜
アイルランド伝統音楽でおなじみの楽器のなかでも、ひときわ異彩を放つ「イーリアン・パイプス」。なぜ袋付きなの? なぜドローンを鳴らすの? どうやって演奏するの? といった基本に始まって、その仕組みと歴史、名演、名プレイヤーを解説、ご紹介していく特別企画です。
おなじみトシバウロン&おおしまゆたかの二人がホストを務め、NHK朝の連続テレビ小説『マッサン』の音楽にも参加するなど八面六臂の活躍を続けているパイプ・プレイヤーの野口明生さんをゲストにお迎えしてお送りします。
このユニークな楽器を、目の前で体験できる貴重なチャンスをどうぞお見逃しなく!
【出演者プロフィール】
野口明生(のぐち・あきお)
3歳からピアノを始め、拝田正機に師事、国立音楽大学のピアノ科を卒業。その後ヒーリンググループ、shikinamiを結成(現在は活動休止)。これまでに伊勢神宮の式典、宇治橋渡始式での奉納演奏や、TVではNHKの金曜バラエティー出演や、名古屋のFM愛知に1年間レギュラー出演する、など多方面で活動している。アイルランド音楽は大学卒業後に独学で始め、現在ティンホイッスル、ローホイッスル、アイリッシュフルート、イーリアンパイプスを演奏している。イーリアンパイプスでアイルランドの国宝級のバンド、チーフタンズとJUPC(イーリアンパイプス協会)のメンバーとして共演。NHK朝の連続テレビ小説『マッサン』の音楽にティンホイッスル、アイリッシュフルート、イーリアンパイプスで参加。現在様々な場所でアイルランド音楽を演奏し、活動の場を拡げている。
トシバウロン
日本では数少ないバウロン専門のプレーヤー。他の楽器と波長を合わせグルーヴを作り出すことに長けているが首が曲がりメガネが弾け飛ぶほどダイナミックな動きには賛否両論がある。 2000年冬アイルランド留学中にアイリッシュ音楽を始めパブ・セッションで研鑽を積む。現在東京にてJohn John Festivalを軸に多様な活動を展開中。2012年スペイン国際ケルト音楽フェスでHarmonica Creamsとして日本人初の優勝を果たす。葉加瀬太郎、鬼束ちひろのレコーディングにも参加。アイリッシュミュージック専門イベント企画やCD販売レーベル「TOKYO IRISH COMPANY」を主宰する。
おおしまゆたか
ヨーロッパの伝統音楽をこよなく愛する翻訳家。著書『アイルランド音楽 緑の島から世界へ』(アルテスパブリッシング)のほか、『ギネスの哲学』(英治出版)、『聴いて学ぶアイルランド音楽』(アルテスパブリッシング)、『アイルランド 社会と文化1922~85年』(国文社)、『アイリッシュハートビート ザ・チーフタンズの軌跡 』(音楽之友社)、『アイリッシュ・ソウルを求めて』(大栄出版)があるほか、『ラーマーヤナ』(ポプラ社)、『驚異の発明家の形見函』(東京創元社)など多くの翻訳を手がけている。
ブログ http://blog.livedoor.jp/yosoys/
時 間 _ 14:00~16:00 (13:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 2000yen + 1 drink order