世界中で評価が高まっているアルゼンチンの作家、セサル・アイラの中篇2作を 収めた『文学会議』(柳原孝敦訳)が、新潮クレスト・ブックスより刊行されました。
本書の帯文にも「読んでも、読んでも、どういうつもりかわからない。なのに気 がついたら、アイラの虜になっている」(松田青子さん)、「まさに一ページ先 は闇。だがなんと魅力的な闇だろう」(柴田元幸さん)、とあるとおり、この作 品の面白さは「わからなさ」と深くかかわっているようです。
今回は『文学会議』のほか『わたしの物語』の翻訳も手がけた柳原孝敦さんと、 早くからセサル・アイラを高く評価してきた豊崎由美さんをお招きし、アイラ作品の楽しさ・面白さを、「わからなさ」との関係も考えながら、たっぷり語っていただきます。
新刊『文学会議』のほか、前著『わたしの物語』についても、そして他のスペイ ン語圏作家についてもお話しいただく予定です。
アルゼンチンのビール「キルメス」も当日メニューに加わります(+200円いただきます)。
どうぞお楽しみに!
出演
柳原孝敦(スペイン語文学・文化論、東京大学准教授)
豊崎由美(書評家)
時 間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order