こんにちは、スタッフ小島です。
いよいよ12月26日土曜日、劇団天狼院の「五代目秘本劇」が上映されます!もともと演劇として書かれたという5代目秘本、劇団天狼院が舞台化するとどんな作品になるのか?いま天狼院でそうとうアツい秘本劇に便乗し、今回のファナティック読書会もガンガン盛り上げていっちゃおう!ということで、今回のテーマは【演技】にいたします!
この「演技」というテーマ、私個人的にはかなりいろいろな切り口から本を紹介できるなあと思っています。例えば古典的にギリシア悲喜劇!とかシェイクスピア!!でもいいし、私は宝塚歌劇団の舞台が大好きなので、今度の2月に観に行く月組「舞音」の原作本、アベ・プレヴォの「マノン・レスコー」なんかもいい(まだ読んでいないけど)。演技といえばぱっと思い浮かぶのは平田オリザさん、「わかりあえないことから」というコミュニケーションに関する本もすごく面白かった。今石原さとみさんと山Pが役を演じているドラマ「5時から9時まで」も原作はマンガだそうだし、小出恵介さんが好きなので出演作の「風が強く吹いている」なんかもいいし……!あ、男と女の駆け引きを描いた恋愛小説も、「演技」に含めていいんじゃなかろうか?!
「演技」というテーマのみなさんそれぞれの解釈があると思いますので、このテーマでの読書会、一体どんな方向に話が転がっていくか、私も全く予想がつきません。自分でテーマを決めてみて思いましたが、お芝居というのは奥が深いのですねえ。人間はずっと昔から演技を愛してきて、どの国でもたくさんのひとが芝居を観ることを楽しんでいるから、たくさんの作品がこうして生まれている。平田オリザさんは「わかりあえないことから」の中で、生きるということは演じるということだと言っていました。お芝居を仕事にする役者さんだけではなくて、われわれ全員が生きていくうえでいくつかの役を演じ分けていると。さらに、人間関係を構築していく過程は、役作りをして行く過程と一緒だとも書いてありました。人間と演技は、切っても切り離せない関係にあるのだなあと改めて思います。
ぜひ紹介する本をお選びの時には、「演技」という言葉からいろいろな連想を引き出してみていただけたらと思います!私は芝居に関しては全くの素人なのですが、意外と身近なところにヒントがあるのかもしれないと思っています……!
そんな、人間とお芝居の関係を解き明かす会になりそうな読書会、いつものように初参加の方、聞き専の方も大歓迎です!事前予約も不要ですので、どうぞお気軽にいらしてくださいね。
それでは今週日曜日朝9時より、皆様のお越しを心よりお待ちしております!
【概要】
日時:12月20日(日)
8:45 開場・受付開始
9:00 ファナティック読書会開始
*Ustreamでも配信いたしますが、ぜひ、来られる方は店にお越しくださいね。
定員:何人でも受け入れます!
参加費:1000円+1オーダー(ドリンクでもフードでも可)
*本イベントはCLASS天狼院「プラチナクラス」の方は半額で参加できます。
*「年間パスポート」をお持ちの方は参加費が無料となりますので、1オーダーのみで参加いただけます。
場所:天狼院書店「東京天狼院」
【ファナティック読書会3.0について】ファナティック読書会とは、大好きな本を「ファナティック(熱狂的)」に紹介していただく、天狼院書店オリジナルの読書会です。思う存分、お好きな本をご紹介ください。それについて、語ってください。ジャンルは問いません。ご紹介いただいた本は、出版社に在庫のあるものはすべて発注をかけ、入荷次第順次店内の『ファナティック棚』に順次並べていきます。
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