【役者プロフィール】
並里 梨菜(なみさと りな)
時田数役。俳優を目指す大阪府出身の大学4年生。中学生、高校生のときに演劇部に所属。今回の舞台『コーヒーが冷めないうちに』は上京してから初の舞台。自分を一言で表すと『演劇に恋する変身したい系生物』。
『演出』とは、いったい、なんだろう。
とある20歳の女子は思う。
登場人物一人ひとりと必死で向き合うことではないか、と。
それは、楽しいだろう。苦しいだろう。そして、一度やったら決して抜けられなくなるだろう。そのおもしろさゆえに。
これは、初の演出に挑む人見知りの女子が、舞台に登場するすべての人と向き合い“ともだち”になることで、演出家になるまでを描いた記録である。
こんにちは。劇団天狼院マネージャーであり、舞台『コーヒーが冷めないうちに』演出のピカルです。
本日から期待大の本番まで、個性豊かなキャストさんを一人ずつ紹介していきます。
舞台当日はもちろん、本番までのカウントダウンも一緒にお楽しみくださいね!!
今回紹介する方は、時田数役の並里梨菜さんです。
時田数:コーヒーを淹れる、喫茶店の女性スタッフ
【自己紹介】
並里梨菜です。俳優を目指す大学4年生です。中学、高校は演劇部に所属していました。自分を一言で言うと演劇に恋する変身したい系生物。 夢はヒーローになることで、小さい頃からスパイダーマンの真似をして蜘蛛の糸が出ないかやってみたり、ハリーポッターの小説に出てくる呪文を覚えては唱えてみたり、ホグワーツからの招待状を待っていたり、仮面ライダーや戦隊シリーズの変身ポーズを覚えてみたり……してヒーローになれないか試行錯誤な日々を送ってきました!(笑)
ピカルメモ:演劇に恋する……。いいですね、恋。
かわいいイメージが強い梨菜さんですが(←名前で呼んでもらえるとうれしいそうです笑)、夢はヒーロー!? あれ? ヒロインじゃなくて……?
不思議な人はものすごく惹かれます(笑)
変身することを本気で目指す彼女、なんだか仲良くなれそうです!!
【役柄について】
今回、自分の演じる数は、この物語のなかでヒーローな気がしています!(笑)
自分が考えた数との共通点は、「人と関わるのが苦手、面倒くさい」という部分。自分も一人で時間を過ごすのが好きなタイプで映画や買い物は一人で行くのが楽だと考えている部分があるからです。
他の人には「不思議なところ」が共通点だと言われましたが(笑)自分は自分のことを不思議だと思って過ごしてないんですけど、いろんな人に言われる……まさか一日しか会ったことのない演出のひかるさんにもすぐ言われるなんて……!
私何かもうすでに不思議なことしたのかな? ってなってます(笑)
自分では本当に何も思い付かないので、これから私のことを知っていくうえで私の不思議なところを教えてください!!
数は、冷静で淡々としているのが主ですが、柔和な表情を見せたり優しい面も持っているので、どちらも数の大切な一面として演じたいです。
ピカルメモ:みなさん、梨菜さんに不思議なところを教えてあげてください(笑)
まず、自己紹介からツッコミどころが多すぎますね。でも、一番は、変な生き物だと言われる私が「不思議だ」と感じた点がもうすごいです。
映画に一人で行くとは!! 同種だ。(←映画『寄生獣』風)
考え込むことが癖である私は、無意識に一人で過ごしていることが多いので、やっぱり仲良くなれそうです。
あ、でも、一人で過ごすなら一緒にはいられない? あれれ。
【舞台への意気込み】
数が舞台のうえで生きている! と思っていただけるように、数として精一杯、過去には戻れない時間を、過ぎていくことしかない時間を、生きていきたいと思います。
作品のなかで重要な役を演じさせていただけることに感謝と喜びを抱いて、頑張りたいと思います。
私情としては上京して初の舞台になります。人生において、初めての舞台はこの公演の一回のみなので、一番最初に出演する舞台として今後も語り継いでいける舞台にします!!
よろしくお願いします!!
ピカルメモ:たとえ過去や未来に行けても、めまぐるしい毎日を一生懸命生きる登場人物に出会えるのは、舞台上演中の瞬間だけです。
みなさんも時田数のように、愛おしい彼らを温かく見守ってみませんか?
並里梨菜さん。
彼女に初めてお会いしたとき、しまった、と思いました。
キャスティングミスか……と不安になりました。
あまりにもかわいかったからです。
いるだけで、その場がほんわか彩られるような。まるでお花畑にいるような雰囲気を醸し出せる彼女は、「存在感のない」数とはかけ離れているような気がしました。
しかし、一度お話ししてみると、実に不思議な方なのです。
私は、数は美大生ということもあって、独特の感性をもっているのではないかと思いました。そして、それは顕著に現れるものではなく、見え隠れする程度であると思いました。スパイスみたいに。
すると、ピッタリなのです。梨菜さんは、見た目よりもずっとずっと深いところで「数」でした。数本来の個性が、見た目のように簡単に変えられるものではない「数らしさ」が、彼女にはありました。
今は、はっきりと言えます。並里梨菜さんは間違いなく数である、と。
舞台中の全4話すべてに登場し、喫茶店「フニクリフニクラ」とタイムスリップする人々を見守る数。
『コーヒーが冷めないうちに』は原作も舞台も4編に分かれているのですが、それは断片的なものではなく、過去にもちゃんと存在し、これからの未来にも続いていく、そんな希望のあるお話です。
そこに、コーヒーを淹れる彼女が存在するかぎり。
私は、不思議な梨菜さんをもっと知りたくなりました。
喫茶店でコーヒーでも飲みながら。
一緒に変身に挑戦したくなりました。
コーヒーが冷めないうちに。
*各キャストの応援チケットをご用意しております。
不思議な彼女が気になったみなさま、どうぞ並里梨菜さん応援チケットをお買い求めください。
【天狼院5代目秘本・秘本劇】
劇団天狼院冬公演『コーヒーが冷めないうちに』
お願いします、
あの日に
戻らせてください―。
「ここに来れば、過去に戻れるって、ほんとうですか?」
不思議なうわさのある書店
天狼院書店を訪れた
4人の女性たちが紡ぐ、
家族と、愛と、公開の物語。
―4回泣けます
【概要】
日時:12月26日(土)
19:30 開場
20:00 開演
21:10 公演終了
21:20 漂流書店 『5代目天狼院秘本』に関連したスペシャルイベントを開催
21:50 終了
場所:豊島公会堂
〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-19-1
アクセス:「東京メトロ池袋駅」(東口)より徒歩5分/「JR池袋駅」(東口)より徒歩5分
チケット:ご購入はこちらから
前売り一般 4,000円
*『5代目天狼院秘本』をお買い求めの方は1,000円引きとなります。
当日『5代目天狼院秘本』をご持参いただくか、会場にてお買い求めください。
チケットは「秘本購入済み」を選んでください。
*各キャストの応援チケットをご用意しております。
応援チケットをお求めの方は応援チケットのキャスト名を確認してご購入ください。
『5代目天狼院秘本』は天狼院書店店頭もしくは通販にてご購入いただけます。
【天狼院書店へのお問い合わせ】
お問い合せフォーム
TEL:03-6914-3618