2016年1月23日(土)

『被差別のグルメ』(新潮社)刊行記念 上原善広「被差別のグルメ紀行――本物のソウルフードの世界」

差別の中で生まれた、食文化がある。それこそが「本物のソウルフード」である。

アメリカ黒人があみ出したフライドチキン、ヨーロッパ・ロマのハリネズミ料理、元々はブラジルにいた奴隷の料理だったフェジョアーダなどなど。そんな海外の被差別民たちが生み出した料理を描いた『被差別の食卓』から10年……。

その日本国内版『被差別のグルメ』刊行記念のトークイベントです。

アイヌ料理、ギリヤーク人のデザート、沖縄の離島にだけ伝わるソテツ食、在日朝鮮・韓国人が作り上げた焼肉文化、そして路地(同和地区)の中だけで食べられてきた料理とは? 写真とともに料理を紹介しながら、それらの全てを語り尽くす一夜です。

【出演者プロフィール】
上原善広(うえはら・よしひろ)
1973年、大阪府出身。2010年、『日本の路地を旅する』(文春文庫)で第41回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。『橋下徹 孤独なポピュリストの原点』(「新潮45」)で2012年、第18回雑誌ジャーナリズム賞大賞受賞。主な著書に『石の虚塔』(新潮社)、『異邦人』(文春文庫)、『差別と教育と私』(文藝春秋)、『路地の教室』(ちくまプリマー新書)、『異形の日本人』(新潮新書)などがある。

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時 間 _ 19:00~21:00 (18:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order

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