2016年1月15日(金)

Plethora Magazine(プレソラマガジン) #3 exhibition(1月15日まで開催中)

2014年9月、日本に上陸し話題を呼んでいるPlethora Magazine(プレソラマガジン)が最新号であるISSUE #3のexhibitionを展開します。もはや雑誌という枠にはとどまらず、「芸術作品」と呼ぶに値する PLETHORA MAGAZINE は、伝統的な印刷技術に対する深い情熱から生まれた。ポスターサイズというマガジンとしての概念を覆す大きさで、全52ページすべてがポスターになり、各々がアートとしても成り立つのが大きな特徴である。

マガジンのコンテンツに関しても、記録文書から慎重に吟味しながら、平凡な現在とは違った人生物語、ファインアート、現代芸術家やジャン=ミシェル・バスキアの写真を取り上げるなど異色の編集内容。どのページからも様々なストーリーが提示され、見るものは自分の想像すらし得なかった全く違う世界があることを知る。
更に注文すべきは、ヒンズー寺院の僧侶による高度な印刷技術。印刷物に合わせて異なる手順を踏むという、こだわりの工程で刷られている。

どれを取っても全く新しい世界観や価値観、そして忘れかけていた情熱の結晶と言われる究極のマガジン。ぜひこの機会に、デンマークの今までにないアートブックを堪能していただきたい。

今回は今年9月にローンチされた最新号のISSUE#3と残り少なくなったISSUE#2、ARTIST EDITION SERIESのJulien Colombier、JEAN-MICHEL BASQUIAT TROUGH NICHOLAS TAYLORを展示販売します。
世界で限定800冊という貴重なアートマガジンを直接手にとって体験できる貴重な機会となりますので、是非ご来場ください。

PlaethoraMagazineとは?

プレソラマガジンは、コペンハーゲンから年に1回発行しているインディペンデント雑誌である。概念的にも物理的(70×50cmサイズ)にも、従来の雑誌のフォーマットの常識を越えることに常に挑戦し続けている。

それは、雑誌というよりもキュレーターによって選び抜かれたファインアートプリントの集合体に近く、その記事は常に新しい考えを誘発する小説のようでもある。現在のマーケットで定番となっている、すぐに印刷して手に入れることのできるグロッシーな雑誌に比べれば、プレソラマガジンのテンポは非常にゆっくりとしている。またそのサイズ感は、全てのコーヒーテーブルのサイズを試しているかのようである。

この雑誌は、唯一無二のクオリティを持つ伝統的な印刷技術に敬意を払い、非常に高いスキルを持つヒンドゥー寺院の僧侶によって印刷されている。これは将来の印刷技術に対する清らかなビジョンでもある。そしてまた、現在の急速なデジタル世界に取り残されている全てのものへの静かなる尊敬の念の表れである。
広告やロゴはない。一切のノイズを排除しているそこにあるのは、52ページにわたるポスターサイズのただただ圧倒的なビジュアルと、非凡な人生の中から生まれた物語たち。そしてそれらは、素晴らしきアートプリントと現代美術家をフィーチャーした、希有な素材のブレンドの中から慎重に吟味して選ばれている。

会期 2015年12月26日(土) – 2016年01月15日(金)
時間 7:00~深夜2:00(営業時間)
場所 蔦屋書店2号館 1階 ギャラリースペース
定員
主催 代官山 蔦屋書店
共催・協力
問い合わせ先 03-3770-2525

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