こんにちは!
劇団天狼院マネージャーのななみです!
このコーナーは私、田中七生がお送りするキャスト紹介の第4弾です。
『コーヒーが冷めないうちに』のラストのストーリーである第四話は《「親子」この喫茶店で働く妊婦》の話お話です。そして今回ご紹介するのは、時田未来(みき)役の小板橋みすずさんと、時田流役の大塚圭さんです。
では、早速紹介に参りたいと思います!
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▷小板橋みすず
時田未来役を演じさせていただきます、小板橋みすずです。私は普段、虐待される役が多いのですが、未来ちゃんは愛に満ちた女の子です。
うーん。自分と演じる役についてさらっと紹介してと言われたのですが、いろいろ考え過ぎてうまいこと良い感じのさらっと紹介文が書けません。不器用ですね。未来ちゃんもきっと不器用です。
でももっと不器用な人が、この物語には出てきます。未来ちゃんのお父さん、流さんです。演じるのは大塚圭さん。流さんのイメージにぴったりだと思います。彼は一見、背が高くてケンカもとても強そうなのですが、稽古が終わって帰るとき、いつもドーナツとか可愛らしいものを食べています。話しかけて全然大丈夫でした。
流さんと未来ちゃん。不器用な親娘です。この二人がどんなことをお喋りするのか見たいな、なんて思います。
▷大塚圭
時田 流役の大塚 圭です。
もともと小説は途中でやめてしまったりなど、あまり本は読まないタイプでしたが、原作本はこれまでに無いくらいスッと読めて、各々のキャラクターのイメージがはっきり見えました。
自分で言うのもなんですが、流という人物と、不器用な所、基本的に口数が少ない所、でも心を開いた人には大事な事をちゃんと伝えるところなど、自分と似てる部分があると思いました。
共演者の方々にも流っぽいと言って頂きました。
つまり、私は流です。えぇ、まあ。
娘役のミキちゃんを演じる小板橋みすずさん。国民的美少女的な清楚な感じと、アイドル的なキュートな感じを併せ持った子です。
役どころとして父である流は冷たくされるのですが、それでも可愛らしく思えます。つまり、ほんとの娘です。初見でいきなりパパ!と呼んできたのにはびっくりしましたが、直ぐに「えぇ、パパですよ」ってなりました。
素で演じてもミキ役にぴったりなビジュアルと性格だと思いました。
親子感をぼんやり出せたらなと、思います。
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ななみメモ:
みなさんもうお分かりですね?
第四話のキャスト陣のお二人、超美男美女なんです。
実物もめっちゃかわいいし、かっこいいんです!!!
そういえば、劇団天狼員のキャスト陣、実は関西出身の方が多い(京都出身の佐伯さんと、大阪出身の並里さんと、滋賀県出身の大塚さん)のですが、その中でも大塚さん、なんとかなり困っていることがあるらしいのです!
何に困っているのかって?? それ聞いちゃいます??
現在、滋賀県出身の大塚さんが直面している悩み、それは「関西弁が抜けないこと」だそうです! なんと可愛らしい。
メンバーの方から「川口俊和さん(著者/演出家)に、流さんは関西弁キャラじゃダメですか? って聞いてみたらどうですか?」と提案されたそうですが、「いや、標準語でいくわ」と関西弁で返していたそう。おおつかさーーーーーん!笑
でも、さすが、漢、大塚圭。
大塚さんのイントネーションも舞台の注目ポイントですね!
そんな大塚さん、あまり多くは語らない、けれど周りを温かい眼差しで見守ってくれていて、安心感がある! と劇団員のメンバーからもとても愛されていらっしゃいます。
そんな大塚さんが今回演じる役どころは時田流。物語中の喫茶店『天狼院』のマスターです。そして、劇団天狼院のキャプテンこと井上仁美さん演じる時田計さんの旦那さんです。
大塚さんの演じる、時田流。とてもかっこいいいです。そして、流さんの奥さんを支える姿がとても素敵です。ちょっと不器用なんだけど、不器用な男性の表現する愛の形っていうのが結構ジーンとくるものがありますよね。なんか一つひとつ、ぶっきらぼうなんだけど、痛いほどに伝わってくる思いというか、なんというか。
第四話は、大塚さんの標準語との葛藤と、愛との葛藤が七生的見所ポイントです!
そしてその大塚さん演じる時田流さんの娘役として今回出演するのが、小板橋みすずさんです!
かわいい! 超かわいい! かわいすぎ! 反則! ピピー!
共演している大塚さんの娘役として共演されていますが「オレを困らせるぜ」って思わせちゃうほどだそうです!
こんなにかわいい子が、真摯に演劇と向き合う姿勢、とても応援したくなります!
(とか言いつつ小板橋さん、私より年上でしたっ! すみません!笑)
みすずさん、漢字だと「未鈴」と書くそうです。みすずさん演じる未来ちゃんと同じ「未」という漢字を使っていて、とても嬉しいそうです。
そしてなんと小板橋さん、劇中で超未来型スマホ? を持って登場するシーンがあります! なんとこちらは自作だそうで、そんな細かいところにまでこだわってお芝居をご覧いただけるとより楽しみ方が広がると思います。
ちなみに、私が劇団の稽古場へ行った時に、泣きそうになったシーンというのは、この第四話です。現場監督の「はい、カットー!」の一言で、練習が中断しなければ、私はきっと目に涙をいっぱいためて皆様を困らせていたことでしょう。でもよかった。本番まで楽しみはとっておきたいっていうか、ほら、泣くなら劇場で思いっきり泣きたいじゃない? そんな日もたまにはアリよね。
親子。誰にだって、親はいる。私にも、あなたにも、そしてあの子にも。
いつも当たり前にいる「親」という存在。
当たり前が当たり前じゃなくなるなんてことは、普通なら考えもしないこと。
だけど、今もう一度、あなたの周りの「当たり前」について考えてみませんか?
第四話もとっても素敵なお話でした。
*各キャストの応援チケットがございます。
みなさま、どうぞ小板橋みすずさん/大塚圭さん応援チケットをお買い求めください。
【天狼院5代目秘本・秘本劇】
劇団天狼院冬公演『コーヒーが冷めないうちに』
お願いします、
あの日に
戻らせてください―。
「ここに来れば、過去に戻れるって、ほんとうですか?」
不思議なうわさのある書店
天狼院書店を訪れた
4人の女性たちが紡ぐ、
家族と、愛と、後悔の物語。
―4回泣けます
【概要】
日時:12月26日(土)
19:30 開場
20:00 開演
21:10 公演終了
21:20 漂流書店 『5代目天狼院秘本』に関連したスペシャルイベントを開催
21:50 終了
場所:豊島公会堂
〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-19-1
アクセス:「東京メトロ池袋駅」(東口)より徒歩5分/「JR池袋駅」(東口)より徒歩5分
チケット:
前売り一般 4,000円
*『5代目天狼院秘本』をお買い求めの方は1,000円引きとなります。
当日『5代目天狼院秘本』をご持参いただくか、会場にてお買い求めください。
チケットは「秘本購入済み」を選んでください。
*各キャストの応援チケットをご用意しております。
応援チケットをお求めの方は応援チケットのキャスト名を確認してご購入ください。
『5代目天狼院秘本』は天狼院書店店頭もしくは通販にてご購入いただけます。
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