2015年12月26日(土)

【 劇団天狼院冬公演『コーヒーが冷めないうちに』キャスト紹介 Vol.7】岩田響耶&幽霊さん

こんにちは!
劇団天狼院マネージャーのななみです!
このコーナーは私、田中七生がお送りするキャスト紹介の第5弾です! そして、今回が最終号でございます! 5日間お付き合い頂きありがとうございました!
そして、最終号は『コーヒーが冷めないうちに』のレアキャラ特集です! 今回私がご紹介するのは 戸上重一役の岩田響耶さんと、睦月要(役名)です。
では、早速紹介に参りたいと思います!

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▷岩田響耶

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戸上重一役をやらせて頂きます俳優、モデルで活動している岩田響耶です。豊島公会堂という大きな会場で演技をするのは初めてなのですが、素晴らしい人達に囲まれているお陰で安心して演技出来るので幸せです!

そして今回、僕がやらせて頂く戸上という人物は自分が好きな事にとても真っ直ぐな人でそれが表に出せる今の時代にはあまり居ない人だなぁと思っています。しかもその好きな事は幽霊という事なので尚更いないと思います。

幽霊役の要さんは初対面でした。こんな役で初対面は正直気持ちわるがられるかと思っていましたが、明るく接して頂いてとてもありがたいです。笑

舞台を見に来て頂いて、こいつ面白いけど気持ちわるいなぁ、気持ちわるいけどやっぱり面白いなぁと思って頂けたらとても幸せです!
是非こんな戸上を見に来て頂きたいです。

▷睦月要(役名)

「幽霊みたい」
そう言われる経験は人生の中でそう多くはないと思いませんか。それなのに長い黒髪の私は、2度その経験をしたのです。
1度目は学生時代、往来ですれ違った見知らぬ派手なカップルに、もう1回は――
本当に幽霊となってあの席に座ることになったのはきっと何かの縁なのでしょう。
あの席に座りながら考えます。そう長くはない人生で2度も言われた幽霊らしさってなんだろう。髪が長い?顔色が悪い?
あの席に座っていると私は、幽霊らしさとはもっと別のところにあると思うのです。
このお話の中では、あるルールを破ると幽霊になってしまいます。誰にでもあるごく普通の気持ちを強く揺さぶる、大切なルール。劇中であまりにも切ないその制約の中で揺れる4人の女性達を見ていただけたら、きっとその答えを見つけていただけると思います。あの場所で静かに本を読みながら、コーヒーのように温かくてほろ苦いエピソードに思いを馳せていただけるような、そんな世界観を作るお手伝いができたらと思います。
そして霊感青年戸上役の岩田響耶くん。好きなことに真っ直ぐド直球の戸上君とは対照的に一見物静かだと思いきやここぞというときにぽろっと面白いことを言ってみんなを笑わせてくれる岩田くん。場のムードを盛り上げるのが上手で霊感がなくてもしっかり周りが見えているように感じます。そんな岩田君の演じる霊感の強い戸上君は、はたして私を見つけられるのでしょうか。楽しみにしていてください。

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ななみメモ:

岩田さん、もう完全に劇団天狼院の末っ子キャラですね。
いつも稽古場では、劇団天狼院のお姉様方に可愛がられています。

そして、当の本人もいじられることをとても幸せに思っているそうで……

なので私から、これを読んでいるお姉様方に一言、

「ぜひ、岩田響耶さん応援チケットを買って、上演後、岩田さんをいじってあげてください!!!!!」
(実は、岩田さん応援チケットには、上演後の握手券が付いてくるのです!)

そんな岩田さん演じる戸上重一ですが、なななんと! 唯一、原作本『コーヒーが冷めないうちに』のストーリーの中に登場しない人物なのです!

ですので、もう本を読んだという方も、もう一度、楽しめるのではないのでしょうか? 舞台で満身創痍になりながらも、俊敏に動き回るイケメン俳優・岩田響耶さんにご注目あれ!

そして、幽霊役。
幽霊の名前は、睦月要。
彼女は、最初から幽霊だったわけではないのです。彼女が幽霊となってしまった理由、それは……

ストーリー読解力が誰よりも長けている彼女の演じる幽霊は、幽霊なので存在感こそないですが、強烈なインパクトを劇団に与えてくれると思います。そんな幽霊のお姉さん、某富士山の見える県の在住ですが、天狼院が好きすぎて毎週のように来てくださるとても素敵なお姉様。

彼女の胸に秘めたる想いが何なのか、幽霊の心の声に耳を傾け、コーヒーのように温かくてほろ苦いエピソードに思いを馳せてみましょう。

では、明日、皆さまにお会いできることを楽しみにしています。

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