2016年1月29日(金)

紀伊國屋書店Kinoppy=光文社古典新訳文庫Readers Club Reading Session #14 『星の王子さま』はなぜ『ちいさな王子』になったのか? 講師:野崎歓先生

大ヒットとなった映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』。この「リトルプリンス」という言葉は、サン・テグジュペリの小説のタイトルLe Petit Princeを英語訳したものですが、これまでこの小説は日本では『星の王子さま』と訳されることが一般的でした。しかし、光文社古典新訳文庫版では、あえて『ちいさな王子』という新しい邦題をつけています。今回の読書会では、フランス文学者で本作を翻訳された野崎歓さんをお迎えし、原文に籠められた作者の思いを読み解きつつ、なぜ「星の王子さま」でなく「ちいさな王子」でなくてはならないのか、翻訳においてどのような工夫がなされたのか、といったことについて詳しく解説していただきます。(聞き手:光文社古典新訳文庫編集長 駒井稔)
文社古典新訳文庫が紀伊國屋書店電子書店KINOPPYとコラボレーションして開催するReaders Club読書会(Reading Session)第14弾です。

○日時:2016年1月29日(金)18:30~ (開場18:15)
○場所:紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース
○定員:45名  ※定員に達し次第、受付を終了させていただきます。
○参加費:無料
○参加方法:2015年12月27日(日)午前10:00時より2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
○お問い合わせ・ご予約 新宿本店2階カウンター 03-3354-5702
★当店に繋がる他の電話番号におかけになられても、ご予約は承れませんのでご注意下さい。
*イベントは1時間30分~2時間程度を予定しております。トーク終了後ご希望の方には野崎先生の著書・翻訳書にサインをお入れします。
*19:30以降の入場はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。

ちいさな王子

ちいさな王子

アントア-ヌ・ド・サン・テグジュペリ、野崎歓 / 光文社
2006/09出版
ISBN : 9784334751036
価格:¥596(本体¥552)

砂漠に不時着した飛行士の「ぼく」。その前に突然現れた不思議な少年。ヒツジの絵を描いてとせがまれたぼくは、ちいさな星からやってきた王子と友人になる。王子の言葉は、ずっと忘れていた、たくさんのことを思い出させてくれた。「目ではなにも見えないんだ。心でさがさなくちゃ」。

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