2016年1月27日(水)

『翻訳問答2』(鴻巣友季子、左右社)刊行記念 代官山 文学ナイト:「鴻巣友季子の文学茶々」VOL・4 出演:鴻巣友季子、奥泉光、星野智幸

翻訳家であり文芸評論家としても活躍中の鴻巣友季子さんによる、代官山 蔦屋書店の不定期連続イベント「鴻巣友季子の文学茶々」。
VOL.4の今回は、『翻訳問答2 創作のヒミツ』の刊行記念です。あの名対局から1年、今度はオールスター小説家軍団との名勝負!
世界の古典名作が、現代の人気作家の手によって生まれ変わる!!『アラビアンナイト』がなぜかヤンキー口調の翻訳に……?
『吾輩は猫である』の英訳を日本語に戻り訳すると……「あ、どうも猫です」。
ええっ「吾輩」が消える!?
掟破りもスタンダードも、どちらの創作過程も学べて楽しめる大人のエンターテイメント。

原文という船に乗ってどこまでも遠くへ行けるから、翻訳は怖くて、深くて、おもしろい!

『翻訳問答2 創作のヒミツ』の刊行を記念し、本書のホスト役である鴻巣友季子さん、そして執筆者の中から奥泉光先生と星野智幸さんが登場!
サイン会では『翻訳問答2 創作のヒミツ』に、鴻巣さん、奥泉先生、星野さん3人のサインが入ります!

店内でのイベントです。50分ほどのトークのあとサイン会となります。下記参加方法をお読みください。

【参加方法】
2015年12月26日(土)朝7時より、代官山 蔦屋書店 一号館一階レジカウンターもしくはお電話にて、ご予約を承ります。『翻訳問答2 創作のヒミツ』(鴻巣友季子、左右社刊 1,836円税込み)をお買い上げになることが参加条件です。

『翻訳問答2 創作のヒミツ』の当店での発売日は1月16日(土)です。各書店に先駆けての先行販売となります。イベント当日以前に店頭にて本と整理券のピックアップをご希望の方は、1月16日(土)以降でお願いいたします。ECでお申込みの方も、書籍の発送は1月16日(土)以降となります。ご了承ください
参加券は御一人一枚です。御一人で何回もサイン会列に並ぶことはできません。
今回のサイン会ではすべて、ご本にお客様のお名前入れ(為書き)をいたします。お名前入れのないサイン本はNGとさせていただきます。
古書の持ち込みはご遠慮ください。また色紙など、本以外の物へのサインはいたしかねます。以上すべてご了承の上、ご参加ください。

【対象商品】
『翻訳問答2 創作のヒミツ』 (左右社 1,700円本体)

【プロフィール】
鴻巣友季子(こうのす・ゆきこ)
東京生まれ。英語文学翻訳家。お茶の水女子大学修士課程在学中より翻訳・文筆活動を開始。J・M・クッツェー「恥辱」、トマス・H・クック『緋色の記憶』、ヴァージニア・ウルフ『灯台』など手がけた翻訳は60冊以上。エミリー・ブロンテ『嵐が丘』の新訳で大きな注目を集める。2015年『風と共に去りぬ』の新訳を刊行。著書に『全身翻訳家』『翻訳教室 はじめの一歩』『本の森、翻訳の泉』など多数。片岡義男との共著に『翻訳問答』がある。

奥泉光(おくいずみ・ひかる)
山形県生まれ。作家。1986年『地の鳥 天の魚群』を「すばる」に発表しデビュー。著作に『ノヴァーリスの引用』(野間文芸新人賞)、『石の来歴』(芥川賞)、『『吾輩は猫である』殺人事件』、『東京自叙伝』(谷崎潤一郎賞)ほか多数。翻訳書に『ノアのはこぶね』『クリスマスのおはなし』など。

星野智幸(ほしの・ともゆき)
ロサンゼルス生まれ。新聞社勤務ののちメキシコに留学。1997年「最後の吐息」(文藝賞)でデビュー。著作に『目覚めよと人魚は歌う』(三島由紀夫賞)、『ファンタジスタ』(野間文芸新人賞)、『俺俺』(大江健三郎賞)、『夜は終わらない』(読売文学賞)、『呪文』ほか多数。共訳書に『サッカーと11の寓話』。

 

会期 2016年01月27日(水)
時間 19:00~
場所 蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
定員 50
主催 代官山 蔦屋書店
共催・協力 左右社
問い合わせ先 03-3770-2525

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