開催日時:2016年03月01日(火)19:30 ~
世界的に有名な宇宙物理学者、ホーキング博士と娘ルーシーによる「ホーキング博士のスペース・アドベンチャー」シリーズは、宇宙のはじまりと未来を描いた、ジョージとアニーという子どもたちの冒険物語です。
車いすの科学者として知られる博士が、ご自身の宇宙研究の内容を、子ども読者にもわかりやすく伝えたいという思いから、娘のルーシーさんと共同で執筆、日本でも2008年2月から2011年にかけて三部作が出版され、話題を集めました。ブラックホールのなぞ、ビッグバンの解明など、第一線で活躍する科学者のエッセイも織り交ぜて伝えられる本は、たいへんめずらしいものです。2015年11月には、宇宙における人間とコンピュータ(人工知能)の未来を描く第2シリーズがスタートしました。「宇宙を考えることは、人間を考えること」。
ロボットや人工知能の目覚ましい技術革新により、わたしたち人間を人間たらしめているものは何か?
科学の世界を、物語を通して読むことのおもしろさを、今こそ、考えてみませんか。
【講師紹介】
さくまゆみこ
編集者・翻訳家として活躍。青山学院女子短期大学教授。著書に『イギリス7つのファンタジーをめぐる旅』(メディアファクトリー)、『どうしてアフリカ?どうして図書館?』(あかね書房)、訳書に「リンの谷のローワン」シリーズ(あすなろ書房)。「クロニクル千古の闇」シリーズ(評論社)、他多数。
佐藤勝彦(さとう・かつひこ)
東京大学名誉教授、自然科学研究機構長。宇宙創生の理論、インフレーション理論の提唱者の一人として知られている。著書に『相対性理論』『宇宙論入門』(ともに岩波書店)、訳書に『ホーキング、未来を語る』(アーティストハウス)、『ホーキング、宇宙のすべてを語る』(ランダムハウス講談社)、『ホーキング、宇宙と人間を語る』(エクスナレッジ)、他多数。
平木敬(ひらき・けい)
東京大学情報理工学系研究科教授。これまでに数式処理計算機FLATS、データフロー・スーパーコンピュータSIGMA-1、共有メモリ型超並列コンピュータJUMP-1など多数のシステムを構築。副業として都民交響楽団(アマチュアオーケストラ)でひっそりとヴァイオリンを弾いている。
★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約承ります。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111)
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ジュンク堂書店池袋本店
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