2016年1月20日(水)

津村一史 × 藤原亮司 × 西河篤俊 「難民問題を語る前に、テロを怖がる前に、シリアのことをもっと知ろう」 『中東特派員はシリアで何を見たか』(dZERO)刊行記念

シリアへの取材経験が豊富なジャーナリスト3人が語る「シリアの真実」。
その国名を聞かない日はないくらいに、情報としてなじみのある「シリア」だが、じつは日本人の多くはシリアについてほとんど何も知らない。
『中東特派員はシリアで何を見たか』は、シリアへの誤った思い込みに気づき、シリアの真実に迫ろうとした記者の独白という側面もある。その著者である津村一史さん(共同通信社記者)と、シリアに駐在・取材経験のある藤原亮司さん(ジャパンプレス所属)、西河篤俊さん(NHK報道局国際部デスク、元カイロ特派員)が、シリアの正しい情報を提供するとともに、イスラム国や難民問題の背景について語るトークセッション。
当日会場では、シリアで撮影した貴重な写真も多数紹介し、客席からの質問にも答える。

■出演者のプロフィール
津村一史(つむら・ただし)
共同通信社記者。1979年、鹿児島県に生まれる。東京大学法学部を卒業。2003年、共同通信社に入社し、横浜支局、宮崎支局、名古屋支社を経て、本社政治部で鳩山由紀夫、菅直人両首相番を担当する。2012年から2015年、カイロ支局員として「アラブの春」後の中東を取材した。2015年7月から本社特別報道室に。著書に『総理を夢見る男 東国原英夫と地方の反乱』(共著、梧桐書院)がある。

藤原亮司(ふじわら・りょうじ)
ジャーナリスト(ジャパンプレス所属)。1967年、大阪府に生まれる。1998年より17年以上にわたり、パレスチナ問題の取材を続けている。他に、レバノン、コソボ、アフガニスタン、イラク、シリアなどにおいて、紛争や難民問題を取材。国内では在日コリアン、東日本大震災や原発被害の取材を行っている。

西河篤俊(にしかわ・あつとし)
NHK記者。1978年、三重県に生まれる。2001年、NHKに入局。神戸局、大阪局で、事件・事故を担当。2010年から報道局国際部。南米チリの鉱山事故の救出劇を追ったNHKスペシャルが国際エミー賞を受賞。2012年から3年間、カイロ特派員としてシリア、イラク、ガザなど中東各地やアフリカ諸国で取材。2015年7月から国際部デスクに。紛争、テロ、貧困、難民問題をテーマにニュースやドキュメンタリーを手がけている。

チケットのご予約はこちら

時 間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order

イベント情報の詳細はこちら