3. 11 東日本大震災をターニングポイントとして、日本人が生きていく上で自然とどう共生していくのか、また「自然としての人間」をどう見直すのか ? そのような問いがつきつけられたのです。
そんな中で、川場村を拠点に、自然文化の可能性や自然と食文化を考えるサミットをスタートさせ、その文化プログラムとして「ネイチャーフォト」をテーマとする、アートの力による村おこしを考えたのです。「new nature photography vo.1」は、KAWABA NEW-NATURE PHOTO AWARDの受賞者を、受賞の翌年に川場村に招き、川場村の自然を素材に自由に撮影してもらった作品の2年分を収録しています。これらは全て川場村歴史民俗資料館で展示した作品ばかりです。
この発行を記念して、トークイベントを開催いたします。
アワードのオーガナイザーである後藤繁雄氏と審査員を務める上田義彦氏を招き、ネイチャーフォトを再構築するとは、そして、これからのネイチャーフォトとは何かについて、お二人にお話しいただきます。KAWABA NEW-NATURE PHOTO AWARD HP
http://k-naturephoto.net/
【参加方法】
店頭受付予約:代官山 蔦屋書店 2号館1階 アートカウンター
電話予約:03-3770-2525(朝7:00~深夜2:00)
【対象商品】
・写真集『new nature photography vo.1』(税抜2300円)のご購入
もしくは
・イベント参加券のご購入 (税込500円)
【ご注意事項】
イベント開場は18:45頃を予定しております。お席はお越しいただいた方から順にご案内致します。
【プロフィール】
上田義彦
写真家/キュレーター 1957年兵庫県生まれ。福田匡伸.有田泰而に師事。1982年に写真家として独立。エディトリアルワークをきっかけに、広告写真やコマーシャルフィルムなどを数多く手がけ、東京ADC賞最高賞、ニューヨークADC賞、カンヌグラフィック銀賞はじめ、国内外の様々な賞を受賞。作家活動は独立当初から継続し、2013年までに29冊の写真集を刊行。2011年、Gallery 916を主宰し、写真展企画、展示、写真集の出版をトータルでプロデュース。 現在に至る。
後藤繁雄
編集者・京都造形芸術大学教授。広告制作をするかたわら、写真集やアーティストブックの編集を数多く手掛ける。コンテンポラリーアートの動向に詳しく、自らコンテンポラリーアートと現代写真を中心に扱うG/Pギャラリー(恵比寿)、G/Pギャラリー(東雲)を開廊。TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARDなどのコンペティションを企画し、若手作家の発掘や育成に力を入れる。KAWABA NEW-NATURE PHOTO AWARDオーガナイザー。
オンラインストアでの受付は2016/1/27(水)午前9時の受注分までとさせていただきます。