ラジオについて再評価が進む中、その合間に流れるラジオCMについては、スポットが当たることは滅多にありません。
しかし、ラジオCMには、ほっとしたり、楽しくなったり、泣けたり……などなど、人の心に残る名作が多いこともまた事実。
シンプルな要素で構成されるラジオCMには、クリエイターの知られざる創意工夫が凝縮されているのです。
では、一体そもそもラジオCMとは何なのか?
本イベントでは、その疑問に答えてくれるプロの作り手お二人をお迎えします。
お迎えするのは、ワコールのラジオCMでACCのラジオCMグランプリを2年連続受賞した、ラジオCMのトップランナーである中川英明さん、数多くの名作ラジオCMを手がけ、現在「ACC CMフェスティバル」の審査委員を務める福本ゆみさんというお二人。名作ラジオCMを流しながら、その深遠なラジオCMの魅力と秘密に迫ります。
聞き手は、ラジオ大好きで、編集長を務める雑誌『ケトル』でも、ラジオを特集したばかりの博報堂ケトル・嶋浩一郎さん。
2015年、ACCラジオCM部門の審査員を務めた出演者3人による、前代未聞の「ラジオCM」トーク!
ラジオ大好きな人も、CMに興味のある人も、もちろんラジオCMのことが知りたいクリエイターも、ぜひお越しください!
協力:ACC
時 間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order
【出演者プロフィール】
福本ゆみ(ふくもと・ゆみ)
コピーライター。80年、早大商学部卒業、プロダクション勤務を経て、83年より、福本ゆみ事務所。 主にラジオCMの企画制作、TVCMのコピー・企画を手がける。ACCグランプリなど受賞多数。2002年からACC CMフェスティバルの審査委員。
http://acc-cm.or.jp/kaiho/106/22taidan/index.html
中川英明(なかがわ・ひであき)
コピーライター/CMプランナー。電通。主な受賞歴に、ACCグランプリ、ACCクラフトコピー賞、ACCクラフトディレクター賞、ACCゴールド、 TCC賞、TCC新人賞、スパイクスアジアシルバー、日経新聞「星新一賞」入選など。
嶋浩一郎(しま・こういちろう)
1968年生まれ。1993年博報堂入社。コーポレート・コミュニケーション局で企業のPR活動に携わる。2001年朝日新聞社に出向。スターバックスコーヒーなどで販売された若者向け新聞「SEVEN」編集ディレクター。2002年から2004年に博報堂刊『広告』編集長を務める。2004年「本屋大賞」立ち上げに参画。現在NPO本屋大賞実行委員会理事。2006年既存の手法にとらわれないコミュニケーションを実施する「博報堂ケトル」を設立。