段ボールは丈夫で使い勝手がいいという反面、
捨ててある光景から不潔なものやゴミというイメージがあるかもしれません。
しかしその段ボールにどれだけの物語がつまっているのでしょうか。
遠い海の向こうで、どんな思いで段ボールにものを詰められ、
どんな経緯で運ばれてきて、そしてここに捨てられているのでしょうか。
そんな物語のもった段ボールを拾い集め、
再び大切なものとして使えたらと思い
Cartonがスタートしました。
<今回の展示について>
書籍に多様性があるように、
段ボールにもさまざまな絵柄・デザイン・材質があります。
今回の展示では書籍に合わせて様々な視点から
段ボールを選び、財布にしました。
販売も行っておりますので是非手にとってご覧下さい。
選書:代官山 蔦屋書店
【プロフィール】
Carton/島津冬樹
1987年、神奈川県生まれ。
2011年、多摩美術大学情報デザイン学科卒業。
2015年、広告代理店を経てフリーへ。
2009年より段ボー ルで財布を作り始め、同年段ボール財布のブランド「Carton」をスタート。
現在では世界20カ国以上を周り、
世界中の段ボールを拾い集めている「段ボールコレクター」でもある。