2014年8月16日(土)

『言葉なき対話:物語る写真たち』 第一回【人類と肉体衝突】 トモ・コスガさん×大橋仁さん(写真)

『言葉なき対話:物語る写真たち』

グローバルメディア「VICE」日本支部のクリエイティブ・ディレクター/コンテンツ・マネージャー/
エディター/映像プロデューサーを長年務め、
開設1年半で世界16.5万人を魅了したYouTubeチャンネル「VICE JAPAN」企画クリエイティブも担い、
現在は写真分野を中心としたイベントプロデュース・執筆活動で知られるトモ・コスガ氏。
氏と実力派の写真家3人を迎え、トークイベント『言葉なき対話:物語る写真たち』を
8月から10月までの3ヵ月間にわたって開催致します。

第一回となる8月16日には、2012年に話題の写真集『そこにすわろうとおもう』を出版した写真家の大橋 仁と
【人類と肉体衝突】というテーマについて語っていただきます。

——————————————————————

写真とは「写真家の物語」である。あなたは一体何者で、あなたの写真とは誰なのか。
写真家の意志表明-。なぜ荒木経惟氏や森山大道氏の写真は、半世紀以上にわたって私たちの心を惹きつけるのか。
それは、ほかの誰にも生み出せない世界でたったひとつの物語の中で、写真家宣言を成しているからである。

彼らが追い求めるものを言葉で表わそうものなら、実にあっけないことかもしれない。
たった1ワードで置換が可能かもしれない。
しかし彼らが手にしたのは、あいにくペンでなく、カメラだった。
不器用な写真家たちによる、人生を懸けた壮大な物語。ここに日本写真の価値があると私は信じている。

今この時代を全身で駆け抜ける写真家たちの「物語る写真」から紡ぐ、言葉なき対話。
「物語る日本写真」の系譜をいまいちど、蘇らそうではないか。
それこそ写真が、そして写真集が、この時代においても人々の手にわたっていく
健全かつ実直な筋道なのではなかろうか。(トモ・コスガ)

第一回:8月16日(土)
テーマ【人類と肉体衝突】
大橋仁 × トモ・コスガ

第二回:9月26日(金)
テーマ【日本と東北、そして縄文】
田附 勝 × トモ・コスガ

第三回:10月予定
テーマ【現代女性の人格形成】
インベカヲリ★ × トモ・コスガ

<プロフィール>
大橋 仁(おおはし・じん)写真
20歳でキヤノン写真新世紀公募展優秀賞を受賞、荒木経惟が絶賛する。
1999年に出版された写真集『目のまえのつづき』(青幻舎)は荒木経惟をして「凄絶ナリ」と唸らせた。
2005年に写真集『いま』(青幻舎)、2012年に写真集『そこにすわろうとおもう』(赤々舎)を発売。

トモ・コスガ 司会進行
世界35ヵ国展開のグローバルメディア「VICE」日本支部のエディター兼クリエイティブ・ディレクターを経て独立。
写真分野を中心に、編集、執筆、展覧会キュレーション&プロデュース、コンペティション審査員など多岐にわたって活動。

【お申し込み方法】
代官山 蔦屋書店にて参加チケット(500円)をご購入ください。

【定員】
70名様

開催概要

会期:
2014年8月16日(土)
会場:
蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
開館時間:
19:30~21:00
主催:
代官山 蔦屋書店
協力:
 
お問い合わせ:
03-3770-2525

イベント情報の詳細はこちら